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<新日G1>矢野また大物食いジェイ撃破

7/20(土) 16:40配信

東スポWeb

 19日の新日本プロレス「G1クライマックス」東京・後楽園ホール大会Bブロック公式戦で、矢野通(41)がジェイ・ホワイト(26)を破り、2勝目を挙げた。13日の初戦(大田区大会)でIWGPインターコンチネンタル(IC)王者・内藤哲也(37)撃破に続く、V候補相手の番狂わせ。伏兵の大仕事で、Bブロックの突破争いは混沌としてきた。

 前IWGPヘビー級王者を、矢野が独自の世界に引きずり込んだ。ブレイドランナーの体勢に捕らえられながらも、口に含んでいた水を噴射して脱出に成功。さらにジェイ、そのセコンドに就いていた外道、レフェリーを交錯させて一瞬のスキをつくると、もはや職人技の域に達した金的攻撃がヒットだ。悶絶するジェイをそのままクルリと丸め込み、なんとわずか184秒で3カウントを奪ってみせた。

 初戦で内藤を3分42秒で料理したのに続く短期決着で、ジェイをまさかの開幕3連敗に追い込んだ。Bブロックの「2強」を相手に波乱を巻き起こした矢野は「何もない、何もない、何もしてないぞー!」とだけ言い残し、足早に控室へ姿を消した。

「大物食い」は矢野の真骨頂だ。昨年のG1でも準優勝者の飯伏幸太(37)、当時のIWGP王者ケニー・オメガ(35)から白星を収めた。しかしその一方で、近年はシングルタイトル戦線とは縁がない。本来なら内藤に勝った現段階でIC王座挑戦を主張する権利もありそうなものだが「勝ち逃げするに決まってるだろ、バカヤロー」と早々に撤退を表明した。

 発表済みのG1公式戦でもメインイベントへの出場予定はなく「気づいたら優勝してたってのが理想だな。その連鎖反応で(自身がプロデュースする)カレー、DVDもろもろの販促効果があって、カネ儲けできれば言うことはない」と、私利私欲重視の伏兵Vをもくろんでいる。

「今年のテーマは法令順守。プロレス界のコンプライアンスを守り、正していきたい」。どこまでもつかみどころのない男が、G1を荒らして夏男の座をかっさらう。

最終更新:7/20(土) 17:31
東スポWeb

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