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女子代表・馬場監督も世界1位撃破の加藤美優をたたえる「すごく頑張っていいプレーをしてくれた」

7/20(土) 21:12配信

スポーツ報知

◆卓球 T2ダイヤモンド 第3日(20日、マレーシア・ジョホールバル)

 女子シングルス準々決勝で世界ランク22位の加藤美優(20)=日本ペイントホールディングス=が、同1位の陳夢(中国)を4―2で撃破し、4強に進んだ。女子日本代表の馬場美香監督(54)も「すごく頑張っていいプレーをしてくれました」と世界1位からの大金星をたたえた。

 馬場監督はこの日、ベンチコーチを務めた。陳夢に対し、前日から2年前のアジア選手権で加藤が対戦した試合の映像を中心に対策を練り、「それがうまくはまってくれて良かった。相手もやりづらそうにしていた」と胸をなで下ろした。

 T2ダイヤモンドは24分経過後に始まるゲームは5点先取制となり、ゲーム間のアドバイスも45秒。時間短縮のためのさまざまな独自ルールを採用している。そのため、馬場監督は試合の流れを左右するタイムアウトを瞬時に出せるように、左手の甲にマジックで「タイムアウト」と記していた。

 「タイムアウトで流れが変わることもある。大事にしているので、絶対忘れないようにと。いつもはノートに書いてるんですけど、(T2は)試合の流れも早く、45秒ではノートを見ている暇もない。初めて手に書きました」。

 試合中、「この後、一本取られたら(タイムアウトを)取ろう」と勝負所と見た場面は何度かあった。いずれも直後にポイントを奪ったことで、結果的に温存となったが、ベンチも短期決戦を勝ち抜くための最善の準備をして臨んでいた。

 ここ最近は加藤のベンチに入る機会はなかったものの「試合はいつも上から見ていて、練習でも毎回アドバイスはしていたので違和感はなかった」という。試合前には「1本ぐらいミスしても一喜一憂しない。思い切って、強気で試合をするように」とアドバイス。「加藤はツアーで中国選手と対戦した時に、勝つチャンスがあって、そこからひっくり返されることが結構あった。自分でもそういうことは感じていたと思う。そこをうまく頑張ってくれました」。20歳が殻を破った大きな1勝を喜んだ。

最終更新:7/21(日) 22:42
スポーツ報知

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