ここから本文です

汗ばむ季節 子どもの「あせも」を防ぐポイントとは

7/20(土) 11:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

汗ばむ季節がやってきた。特に子どもはシャワーを浴びたみたいに汗びっしょり……なんてこともしばしばで、放っておくと皮膚トラブルの原因になってしまう。そこで、あせもの予防と対処法について、ベネッセ教育情報サイトでは、皮膚科と小児科の専門家である佐藤徳枝氏に、アドバイスしてもらった。

多量の汗をかいたときに汗が体外に排出しきれず、汗管が詰まってしまった状態があせも。数ミリ程度のプツプツが、汗のたまりやすい首やひじ・ひざの内側、皮脂の多いおでこなどにできます。この状態を放っておくと、あせもが炎症を起こして赤みやかゆみを伴う汗疹性湿疹(かんしんせいしっしん)に。あせもは予防と早めのケアが重要です。

気を付けたいのは以下のポイントです。
● いつも吸湿性のよいハンカチをポケットに入れておき、汗をかいたら自分でふく。
● 外遊びで大量に汗をかいたときは水で洗い流してからふく。
● できるだけ涼しく風通しのよい環境で過ごす。
● 衣類は通気性のよいものを選ぶ。
● 家庭ではまめにシャワーをあびる。
● 入浴時はシャワーだけで済ませるのではなく、きちんと浴槽に入る。

アトピー性皮膚炎など皮膚の敏感な子どもは、特にあせもが悪化しやすいので、こまめなケアが必要です。最近は保健室に温水シャワーが設置されている小学校も増えつつあります。汗をかいたらシャワーで洗い流すなどの対応をしてもらえる場合もあるので、担任の先生や保健室の先生に相談してみるのもよいでしょう。

「あせものより」というものがあります。これは多発性汗腺膿瘍(のうよう)のことです。汗疹性湿疹に黄色ブドウ球菌が感染して化膿、赤く腫れた状態です。黄色ブドウ球菌に効果がある抗菌剤の内服で治療することになります。あせもから「とびひ」(伝染性濃痂疹<のうかしん>)になるケースもあります。「あせものより」や「とびひ」など、悪化しないためにも早めの治療を心がけましょう。

出典:「あせも」 子どもの皮膚トラブル -ベネッセ教育情報サイト

※この記事は「ベネッセ教育情報サイト」で過去に公開されたものです。

最終更新:7/20(土) 11:20
ベネッセ 教育情報サイト

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事