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日本車のナンバープレートなぜダサい? 海外に比べて地味な理由とは

7/20(土) 10:10配信

くるまのニュース

日本にもデザインナンバープレートは存在していた?

 日本における乗用車ナンバープレートは、普通自動車が白の背景に緑の文字、軽自動車は黄色の背景に黒の文字となっています。

こんなデザインがあった? 日本や海外で使われるナンバープレートを画像でチェック!(13枚)

 このデザインを「地味」と感じるか、「シンプル」と感じるかは人それぞれですが、海外のナンバープレートと比べると、色合いやデザイン性に乏しく「地味」と捉えられてしまう人もいます。なぜ、日本のナンバープレートは他の国に比べて「地味」なデザインになったのでしょうか。

 アメリカをはじめとした海外のナンバープレートは、プレート内にその地域の名物などのイラストが用いられ、カラフルな色が使用されています。

 カナダ ノースウエスト準州では、四角いナンバープレートではなく、白クマの形をしたナンバープレートとなっており、アメリカは州によってデザインは違うものの、山や海、動物などのイラストが用いられています。

 アジア圏のナンバープレートを見てみると、欧米諸国などに比べてデザイン性は高くないものの、ナンバープレートに用いられている字数が少ないため横長のスタイリッシュな形となっており、欧米諸国で使用されるナンバープレートの形に近いデザインです。

 日本では、市区町村がデザインした「デザインナンバープレート」と呼ばれるものが、原付などを対象として2007年から各地域で交付されています。

 デザインナンバープレートを導入することで、観光振興や名物の知名度を上げることを目的としました。原付はクルマとは違って国ではなく自治体に登録されるため、厳密にナンバープレートの形が決まっていません。

 対して、4輪自動車はデザインナンバープレートの対象外です。ナンバープレートのデザインについて、国土交通省は「過去に、デザインナンバープレートのような形状のナンバープレートはなく、検討したこともありません」と話します。

昔の日本のナンバープレートはスタイリッシュだった?

 日本のナンバープレートの歴史は1907年からと長く、1951年に「道路運送車両法」による自動車の登録制度が確立されたことで、「府県の頭文字(東京都は地名省略)」と「分類番号」などを横一列に表示するナンバープレートが設定されました。

 1951年当時のナンバープレートは、現在とは大きさが違い、縦幅が短く横長なナンバープレートで、現在の欧米諸国のナンバープレートと似た印象を受けます。

 日本のナンバープレートが現在のような形になったのは、1955年からです。普通・小型・軽自動車のナンバープレートに、ひらがなが追加され、上下2段表示になり、頭文字だけだった地域名がフルネームになるなど、現在の見慣れたナンバープレートの形になったのです。

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最終更新:7/22(月) 11:04
くるまのニュース

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