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県内観光収入7334億円 5.1%増え6年連続最高 2018年度 入域客や1人当たり消費額が増加

7/20(土) 21:05配信

沖縄タイムス

 玉城デニー知事は19日、沖縄県庁で会見し、2018年度の観光収入が前年度比5・1%(355億5200万円)増の7334億7700万円だったと発表した。入域観光客数の増加や観光客1人当たりの消費額が増加したことにより、6年連続で過去最高を更新。初の7千億円台となった。観光客1人当たりの県内消費額は0・7%(502円)増の7万3355円だった。平均滞在日数は3・59日で前年度の3・68日から0・09ポイント減った。

 1人当たり消費額のうち、国内観光客は6・2%増(4450円)の7万6734円だった。内訳を見ると、宿泊費や娯楽・入場費が大きく伸びた。本島と比べ移動費用や物価などが高い離島への観光が増えていることに加え、消費単価の高いリゾートホテルなどでのマリンレジャーを楽しむ観光客の割合も増えている。

 一方、空路の外国客は10・1%(1万146円)減の9万119円、クルーズ船で訪れた海路の外国客は5・1%(1518円)減の2万8343円とともに減少した。

 県は麻疹(はしか)の流行などで滞在日数が減少したことや、中国国内でも日本の商品を手軽に入手できるようになったため、購買意欲が下がったと見ている。

 1月に中国で「電子商取引法」が施行され、沖縄で買った商品を持ち帰り、インターネットで転売することが難しくなったことも影響したとみられる。

 19年度の観光収入の目標は、18年度実績比9・1%増の8千億円、観光客1人当たり県内消費額を7万8千円と設定した。一方、県は第5次観光振興基本計画で観光収入を21年度までに1兆1千億円とする目標も掲げている。

 玉城知事は「観光の質の向上を図ることが重要。誘客面では長期滞在型欧米リゾート需要の獲得や富裕層の誘致、受け入れ面ではキャッシュレス決済などが挙げられる。離島の周遊観光の促進も図っていきたい」と語った。

最終更新:7/20(土) 21:05
沖縄タイムス

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