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83歳母が変死 息子が殺害後自殺か 沖縄名護の自宅で  

7/20(土) 9:16配信

沖縄タイムス

親子 薄い近所付き合い 住民ら驚き

 17日午後8時10分ごろ、沖縄県名護市内のワンルームアパートの一室で住人の女性(83)と息子(60)の遺体が見つかった。県警によると、女性は布団の上にあおむけの状態で上半身全体に殴打痕があった。息子は首をつって死亡していた。

 県警は19日に女性の遺体を解剖した結果、「事件性が極めて高い」と判断。息子が女性を殺害した後、自殺を図った疑いが強まったとして被疑者死亡のまま殺人容疑を視野に捜査を進めている。

 県警によると17日午後、息子から自殺をほのめかす電話を受けた知人が110番通報した。警察官が現場に到着すると部屋は全て施錠されていた。外部の犯行の可能性は低いとみている。部屋は荒らされた形跡がなく、遺書は確認されていない。

 女性の顔面や腕、腹部などにあざが広がっており、肋骨(ろっこつ)が折れていた。直接の死因は特定されていない。県警は素手で殴られたり、蹴られたりした可能性があるとみている。親子間のトラブルがあったかなど事件につながる経緯を詳しく調べている。

 名護市内のアパートから男女の変死体が見つかった事件を受け、近隣住民からは不安の声が上がった。一方、2人を詳しく知る住民はほとんどいなかった。

 同じ階に住む60代男性は17日午後9時ごろ、外出しようと部屋を出たところ、規制線が張られた一室の周りに警察や消防が集まっているのを目撃した。「誰が住んでいるかは分からないが、びっくりしている」と言葉少なに語った。同じ階の20代女性は「前日は警察がたくさんいて、怖くて実家に泊まった。ニュースも流れないので『殺人ではないはずね』と思っていた」と不安を口にした。亡くなった2人かどうか確証はないとしつつ「50~60代男性と高齢女性はいつも一緒に歩いており、仲のいい感じだった」と話した。

最終更新:7/20(土) 10:20
沖縄タイムス

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