ここから本文です

意外と自分にとってプラスになっているかもしれない、10の「悪い癖」

7/21(日) 7:01配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

悪い癖というものがある。

中にはやり過ぎると良くないものもあるが、多少の悪い癖は健康的な生活の一部だ。

【全画像をみる】意外と自分にとってプラスになっているかもしれない、10の「悪い癖」

悪い癖と思われがち(親や教師、親しい同僚からは止められているかもしれない)だが、実は自分にとってプラスになる10の癖を紹介しよう。

1. 物事を先送りにする

世の中には、なぜ人は物事を先送りにするのか、どうしたらそれを止められるのかについて書かれた本が数多くある。

だが、ペンシルベニア大学ウォートンスクールの教授で『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』の著者、アダム・グラント(Adam Grant)氏は、先送りの概念を拡大し、怠惰というだけでなく、タイミングを待つことも含めるべきだと主張する。言い換えれば、"先送り"は大きなアイデアを育てるチャンスを自分自身に与え、創造力を伸ばす助けになるということだ。

グラント氏はBusiness Insiderのインタビューで、特定のタスクを先送りにすることで恩恵を受けていた人物の例として、アップルのスティーブ・ジョブズ氏を挙げた。

「スティーブ・ジョブズが物事を先送りにしていたときは、もっと斬新なアイデアを出そうとしているときだった」

2. 爪をかむ

1000人の子どもを5歳のときから追跡したある調査では、5歳、7歳、8歳、11歳のときに親に子どもが爪をかむもしくは親指をしゃぶるか尋ねたところ、約3分の1がどちらかもしくはどちらも当てはまると答えた。

13歳と32歳のときにアレルギーテストを実施した結果、子どもの頃に爪をかむもしくは親指をしゃぶる癖があった集団は、アレルギーを起こしづらいことが分かった。

ただ、この研究論文の著者の1人は同時に、子どもが爪をかんだり、親指をしゃぶるのを奨励しないよう、親にアドバイスしている。

3. 遅刻する

遅刻ばかりしていると、仕事にもプライベートにも悪影響を及ぼす。だらしなく見えたり、失礼だと思われることもあるだろう。

だが、一方で、『Never Be Late Again』の著者、Diana DeLonzor氏は、遅刻癖にも良い面があるとしている。ニューヨーク・タイムズはこう報じている:

「多くの遅刻をする人たちが、楽観的かつ非現実的な傾向にあると彼女は言い、これが彼らの時間の認識に影響を与えている。彼らは1時間でランニングに行って、クリーニング屋さんに寄って、食料品を買って、子どもたちを学校に送ることができると本当に信じている」

言い換えれば、遅刻をする人は一番良い結果が出ることを願い、期待している ── これは、日々の生活では両刃の剣になり得る。

4. 文句を言う

気の合わない同僚や雨、レストランのひどいサービスについて、ずっと文句を言い続ける人とは、あまり付き合いたくないものだ。

The Atlanticが引用したある研究によると、何か特定の結果を念頭に文句を言う人は、ただイライラを発散するためだけに文句を言う人よりも幸せだという。

文句を言う必要があるとき、周りに嫌がられたり、問題を悪化させることなく、伝える方法がある。心理学者のガイ・ウィンチ(Guy Winch)氏によると、「正しい」不平の言い方があるという。

Business Insiderが以前報じたように、「効果的な文句は、改善できる問題について、それを直せる力のある人に届けることだ」と、ウィンチ氏は言う。

効果的な文句には3つのポイントがある。第1に、相手が守りの姿勢に入らず話を聞けるように、ゆっくり不満を伝えること。第2に、敵意を出さずに伝えること。第3に、相手が自分のためにやってくれるどんな行動にも感謝の気持ちを伝えることだ。

5. ガムをかむ

就職面接でガムをかむのは不作法なので止めよう。だが、1人で座っているときなら、生産性を向上させたり、リラックスするのに役立つ可能性がある。

複数の研究が、ガムをかむことで意識がはっきりすると示している ── ある研究にいたっては、知能テストでガムをかんでいた人の方がそうでなかった人よりも良いパフォーマンスを見せたとしている。

ガムをかむことで気分が上がったり、ストレスホルモンのコルチゾールのレベルを低下させるとする研究もある。

6. デスクが散らかっている

隣の同僚のデスクに自分が作った書類の山がなだれ込んでいるなら、片付けをすべき時かもしれない。

だが、自分が与えられた範囲で散らかっている分には、プラス面もあるかもしれない。2015年のある研究は、人はどこかで秩序を求めるため、身の回りが散らかっていることで、目標指向が強まるという。

言い換えれば、散らかった職場の風景はそれを見た人の生産性を高める可能性がある。

7. そわそわして、落ち着かない

上司とのミーティング中に、そわそわと落ち着かない様子を見せるのはオススメしない。

だが、自分のデスクにいるときに貧乏ゆすりをしたり、指をひらひらさせるのは、健康にプラスかもしれない。ある研究では、職場でしばしば貧乏ゆすりをすると答えた女性は、あまりしないと答えた女性に比べて、死亡リスクが低いという。

8. 噂話をする

もちろん、これは友人の髪型の悪口を別の友人と言う言い訳にはならない。ある研究は、他の誰かの助けになるゴシップは、自分の気分も良くするとしている。

研究では、信頼ゲームの不正行為に気付いた参加者は、その心拍数が上がった。だが、参加者に、ゲームをしている人(実際は実験の協力者)に好きなことを書いたメモを渡してもいいという選択肢を与えると、約半数がその不正に関する情報を書くことを選んだ。

研究者らはこうしたタイプの情報伝達を「社会性のあるゴシップ」と呼ぶ。そして、メモを渡すことでこの社会性のあるゴシップに関わった参加者らは気分が良くなったと言い、心拍数も下がった。

9. 空想にふける

研究者らは2010年、マインド・ワンダリング(心ここにあらずの状態)が人を不幸にするという驚きの研究結果を公表した。

だが、2、3分の間、あえてぼーっとすることは、生産性と創造性を向上させもする。

例えば、ハーバード・ビジネス・レビューに引用されたある研究では、困難なタスクに取り組んでいるとき、約12分間ぼーっとすることで、仕事に戻ったときに解決策を見つける助けになったという。

10. フィラーワードを使う

うーん…… そう……フィラーワードを多用するのは、えっと……プロらしくない、よね?

だが、Quartzの記事は、「うーん」や「えっと」といった言葉が自分が何を言っているか、覚えておく助けになるとの研究に注目している。

また、別の研究では、誠実な人ほど会話の中でフィラーワードを使いがちということが分かった。

[原文:From gossiping to biting your nails, these 10 'bad' habits could be signs you're smarter than you think]

(翻訳、編集:山口佳美)

Allana Akhtar,Shana Lebowitz

最終更新:7/21(日) 7:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事