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桃園空港第3ターミナル、完成見通せず 特徴的デザインがネックに/台湾

7/21(日) 16:26配信

中央社フォーカス台湾

(台北 21日 中央社)桃園国際空港第3ターミナルビルの建設工事の発注で、入札不調が相次いでいる。当初は2020年末の完成を見込んでいたが、今年1月、23年への延期を行政院(内閣)が承認。だが、今年6月に行われた3回目の入札にも参加業者はなく、着工や完成時期が見通せない事態となっている。

同空港の王明徳董事長(会長)は21日、メディアの取材に応じ、同空港の予算管理がずさんだったために、採用された特色あるデザインが工事を進める上でのネックとなってしまったと説明。総工費は今年初め、約42億台湾元(約146億円)増の789億元(約2738億円)に引き上げられたとした上で、これ以上の予算調整は不可能だとし、デザインを変更しなければ、工事を続行するのは難しいとの見方を示した。

同ターミナルビルのデザインには、英国のチームの案が採用された。台湾の伝統的な軒瓦や山脈の稜線、海の波などの要素が取り入れられ、波線の形をした屋根や13万個のアルミパイプを使った花びら状の装飾を施した天井などが造られる予定だった。空港側はこれまで、同チームとデザインの変更に関する話し合いを行っている。

第3ターミナルは2017年5月に着工。エプロンや誘導路などですでに工事が進められている。

(汪淑芬/編集:楊千慧)

最終更新:7/21(日) 16:26
中央社フォーカス台湾

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