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(日曜に想う)期待を語れず不安を管理する政治 編集委員・大野博人

7/21(日) 7:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 もうなにかを期待することは忘れた。それより、なにかを失うかもしれない不安がぬぐえない。
 そんな人々の心情に照準を合わせる政治の形が広がっている。
 安倍晋三首相は民主党政権時代を「悪夢」と呼ぶ。通常国会の閉幕記者会見で、参議院選挙の最大の争点は「新しい時代への改革を前に進めるのか、それとも、再びあの混迷の時代へと逆戻りするのかであります」と述べ、選挙戦でも繰り返した。
 「逆戻り」? 少子高齢化や巨額の財政赤字といった難題に依然として出口は示されていない。日本の「混迷の時代」は今も続いている。
 見通しが立たない将来への不安を「民主党政権時代」という言葉に担わせ、そこに戻りさえしなければ悪いことは起きないという政治的レトリック。…… 本文:1,521文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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最終更新:7/21(日) 7:30
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