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【石川】星稜・奥川、MAX158キロ2回6者連続K 阪神スカウト「モノが違う」

7/22(月) 6:06配信

スポーツ報知

◆第101回全国高校野球選手権石川大会 ▽3回戦 星稜12―0金沢大付=5回コールド=(21日、石川県立)

 今秋ドラフト1位候補の星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)が、4回からリリーフで今大会初登板した。2イニングを6者連続三振の完璧な内容で、自己最速を5キロ更新する158キロをマーク。チームも5回コールドで8強進出を決めた。

 力の入った直球が勢いよくミットをたたいた。スコアボードの「158」の表示とともに場内が沸いた。「5番・右翼」で出場した“高校BIG4”の一角・奥川は、9点リードの4回から今夏初登板。2人目の打者、3番・二宮聖夢(まさむ)三塁手(3年)への初球は低めにやや外れたが、自己最速を一気に5キロも更新した。5球目にも158キロを記録。「(相手の)気迫を感じた」とファウルにされるも、最後は157キロで三振に打ち取った。

 3者連続三振に斬ったこの回は13球中12球が直球で、その全てが150キロ超。あまりの速さに奥川自身も「多分(球場のスピードガンが)壊れているんだと思います」と苦笑いだったが、視察した阪神・筒井スカウトのガンでも常時150キロ台を計測。同スカウトを「腕を振ってコースに決まっている。モノが違う」とうならせた。

 2イニング目となった5回は一転、スライダーを効果的に織り交ぜて再び3者連続K。3回までに回った3度の打席でいずれも外野フライに打ち取られており「投球で取り返そう」という決意が球速アップを呼んだのか。2回23球で6三振を奪う圧巻の投球だった。「感触は悪くない。次につながるいい投球」と確かな手応えを得た。

 「158キロ」を投じた二宮とは、宇ノ気幼稚園時代の同級生だ。小学校以来6年ぶりの対戦で「真っすぐで勝ちたかった」。投球間には互いに笑顔を見せ、整列時には「ありがとう」「頑張れよ」と声を掛け合い、旧友との時間を楽しんだ。

 甲子園を目指すライバルの活躍はネット配信でチェックしている。今春のU18高校日本代表候補合宿を共にした大船渡・佐々木の2、3回戦を見て「すごいボールを投げる」と刺激を受けた。奥川は「佐々木くんはスピードが注目。僕は違った部分で勝ちきり、甲子園で会いたい」と、聖地での再会を誓った。(竹内 夏紀)

最終更新:7/22(月) 6:06
スポーツ報知

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