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コーヒーは味わいスッキリ系がトレンド チルドカップコーヒー市場でも対応商品投入が進む

7/21(日) 12:01配信

日本食糧新聞

チルドカップコーヒー市場は、コーヒーそのもののトレンド変化に対応した商品投入が進んでいる。2018年度の市場は4~5%減で推移したとみられ、コンビニなどで改廃ペースの速い季節限定商品が伸びた。中でも注目されるのが、市場全体の10~15%の構成比の微糖・無糖・ブラックの伸びだ。

2~3年後を見据えリブランディング

近年は、コーヒー飲用量自体は増えているが、コンビニのカウンターコーヒーの定着や、米国発のコールドブリューが新しい飲み方として認知が進んでいる背景もあり、コーヒーのテイストそのものが、「味わいスッキリ系」が好まれる傾向にある。

プライベートブランド品との競争は激しさが続いており、各社ナショナルブランドを見直し、消費者にとって鮮度感・魅力のある商品開発を推進し、そうした潜在的需要に応えるチルドカップ棚作りに取り組んでいる。

以下、チルドカップ飲料市場でトップシェアの森永乳業と、「スターバックス」ブランドを展開するサントリー食品インターナショナルの取組みを紹介する。

チルドカップコーヒー市場で8割強のシェアを誇る森永乳業は、「マウントレーニア」ブランドのラインアップを充実させ、消費者の琴線に触れる商品展開で、チルドカップコーヒー売場の華やぎ・鮮度感を演出していく。昨年発売から25周年を迎えた同ブランドの根底にある「癒やし」のコンセプトをぶれることなく継続させ、2~3年後を見据えたテーマ性を持ったリブランディングを進める。

「マウントレーニア」の2018年度実績は、シリーズ全体で4%減だった。レギュラー品が夏場前年を割ったが、下期に力強く盛り返し、連結業績へ貢献した。直近の状況では、4~5月は気温の影響もあり市場同様盛り上がりに欠けたものの、6月に入り前年をクリアして推移している。

商品展開では、消費者の志向変化に対応した強化策を推進。今春は本格的味わいが楽しめる、製法や原料にさらにこだわった「SPECIALITY」シリーズに「ワールドクラフトラテ」、期間限定フレーバーを展開する「SEASONALITY」シリーズに「ダブルチョコ」を投入した。

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最終更新:7/21(日) 12:01
日本食糧新聞

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