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「りぼん」世代にとっての「りぼん」は何だったのか? 少女マンガ芸人が激白

7/21(日) 11:47配信

マグミクス

「少女マンガ」かそうでないかは問題じゃない

 少女マンガ誌「りぼん」(集英社)とともに育った大人世代にとって、「りぼん」は今どのような存在なのでしょうか。少女マンガに詳しい、別冊なかむらりょうこさん(ワタナベエンターテインメント所属)が解説します。

【画像】ひと目みれば当時がよみがえる! 誰もが熱中した「ふろく」たち(6枚)

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 先日、「私、少年漫画しか読まないんだよねー!お兄ちゃんしかいなかったからさー、少女マンガはよくわからないなー、少女マンガってさー」と話す同い年の友人に、「…ママレードボーイ」と呟いたところ、

「え…ああああ!だっけっど気になる♪」と、目を輝かせながらあのオープニングソングを歌い出しました。

 1980年代後半から90年代初頭を生きてきた私たちにとって、「りぼん」とは、少女漫画かそうでないかの識別もなく、当たり前にあった存在。人生の一部。生きていく過程にあったもの。根っこ、なのです。

 香取慎吾さんと聞けば「リーヤ!」と叫んでしまう、われわれ「りぼん」世代に、とっておきの場所が提供されています。

 2019年7月18日(木)から28日(日)まで、東京・新宿高島屋で開催されている、「特別展 りぼん 250万りぼんっ子 大増刊号」。

「乙女のバイブル」として1990年代に最大発行部数255万部を記録した少女漫画雑誌「りぼん」。当時を支えた人気作家11人、16作品の原画が公開され、当時の「ふろく」も展示。大人の女性に成長した250万人に向けた特別展です。

 突然ですが、皆さんは懐かしいものや当時ハマっていたものを思い出したときに、後頭部の端っこが疼(うず)く感じになったことはありますでしょうか。小学校の時に流行っていた文房具などを久々に見たときの、あの「ひええ」といった感覚。

 数年前、久しぶりに小花美穂先生の『こどものおもちゃ』を読んでいたとき、最大級の「ひええ」が私を襲いました。

『こどものおもちゃ』は、人気子役タレントでもある小学6年生の主人公、倉田紗南ちゃんがクラスを荒れさせている羽山秋人に立ち向かっていくところから始まる物語です。

 一見明るいコメディ作品に見えますが、実際は学級崩壊や家庭崩壊、心の問題などを扱った衝撃の作品。後半にかけての展開は、大人になってからぜひもう一度読みたい名作です。その『こどものおもちゃ』のなかに、普段表情を変えない羽山が一度大きく表情を崩すシーンがあるのですが、そこで先ほどの「ひええ」が私に訪れました。

 同時に、「そうだ!羽山は私の初恋の相手だ!」と思い出したのです。

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最終更新:7/21(日) 21:06
マグミクス

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