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標高4000m超のゴールを目指してバイクで駆け上がる! アメリカのレースに挑戦した3組の日本人たち

7/21(日) 17:00配信

バイクのニュース

PPIHCにチャレンジした3組の日本人たち

 2019年、日本から『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』(以下PPIHC)に挑んだのは、岸本ヨシヒロ選手(電動バイク 韋駄天X改HC)、新井泰緒選手(カワサキ KZ1000MK2)、井上哲悟選手(カワサキ Z900RS)の3組です。

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 独自設計の電動バイクにカワサキの新旧ストリートバイク。決勝に向けて予選と練習走行を重ねる彼らの模様を、日を追ってご紹介します。

6月25日(火)予選

 この日は「ボトムセクション」と呼ばれる、スタート地点から中間地点であるグレンコーブまでの走行です。練習と同時に予選を兼ねており、決勝レースの出走順が決定します。

 針葉樹林の中を走るハイスピード区間は高速コーナーの連続。スタート地点の標高は2800m、フィニッシュ地点は3600mになります。

 岸本選手は決勝出走順11番手を獲得しました。新井選手は「コースを忘れてますね」と笑いながらも着実に走行を終えて17番手。井上選手は走行中にエンジンが止まるトラブルを抱えつつも6番手に。

6月26日(水)練習

「ミドルセクション」での練習走行。標高は3600mから3900mまでとその差は300mで距離は4.8kmと短いものの、つづら折れとともに森林限界を超える難セクション。

 井上選手はエンジンストールに悩まされつつも2輪総合5位のタイムを記録しました。岸本選手は4位で、立ち上がり加速に優れる電気バイクの強みが表れた結果に。

 また、タイムこそ彼らに追いつかないものの、ラップごとにタイムを縮めた新井選手は「マシンの仕上がりはいい」と、高地でのキャブセッティングも順調。4回目だからこその経験が生きていました。

6月27日(木)練習

 もっとも重要といえるトップセクションの練習走行です。スタート地点は標高3900mでフィニッシュは山頂の4300mと、酸素濃度が著しく低下します(低地の約20%程度といわれる)。

 電気バイクを走らせる岸本選手にとっては面目躍如となるセクションでしたが、走行中にドライブチェーン切断のアクシデントが起きたため途中で走行不可能となってしまいました。

「衝撃が起きて後ろを見たらチェーンが空を飛んでた」(岸本選手)

 幸い切れたドライブチェーンはコース外に落下し、岸本選手にも怪我はありませんでした。

 井上選手のエンジンストール問題は昨日の整備で解決したようで、マシンの仕上がりは順調の様子。

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最終更新:7/22(月) 17:02
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