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「発電機器」は三菱重工の成長を牽引するか

7/21(日) 16:08配信

ニュースイッチ

中小型タービンの受注を増やす

 三菱重工業は主力部門である火力・原子力発電、航空エンジンなどで構成するパワードメイン事業で、2020年度に売上高を19年度見込み比15・2%増の1兆9000億円を目指す。事業利益率も同1・5ポイント増の10%に引き上げる。利益率向上のため、電力分野を中心にアフターサービス事業を拡大。並行してコンプレッサーや航空エンジン、洋上風車などの製品を拡販する。事業利益ベースで20年度にアフターサービス拡大の同350億円増、これらの製品拡大で同150億円増を計画する。

 電力関係では低炭素化ニーズを背景に、石炭火力の新設案件は縮小。だが、液化天然ガス(LNG)を燃料とするガスタービンや環境負荷低減のための改造需要が伸びると予測。世界シェア1位の大型ガスタービンに続き、中小型タービンの受注を増やす。コンプレッサーは米州、中東、アジアでサービス拠点を拡充。遠隔監視などソリューションビジネスも強化する。

 航空エンジンは、欧エアバスの旅客機「A320ネオ」向けの「PW1100G―JM」が今後、売り上げをけん引。増産体制を整える。洋上風車は欧州向け中心から、今後は北米向けや日本やインド、ベトナムなどアジア向けを伸ばす。

最終更新:7/21(日) 16:08
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