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16K解像度に対応した新規格「DisplayPort 2.0」が重要な理由

7/22(月) 12:01配信

ギズモード・ジャパン

スペックはすごいぞ!

DisplayPortの名前を聞いたことがない人もいるかもしれません。HDMIのライバルのこの規格は、ハイエンドのモニタ、専用グラフィックスカードなどなど、プレミアムなプロ向けテクノロジに限定されています。そんななか、DisplayPortの新バージョンが発表されました。これはこれまでで最大のアップグレードで、将来的に多くのデバイスで利用されるだけの性能を備えています。

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DisplayPortのこれまで

VGAやHDMIにくらべてマイナーなDisplayPortは、HDMIと同じくVGAやDVIを置き換えるために2000年代前半に構想されました。

DisplayPortは、Dell、HP、Lenovo、Oculus、Apple、NVIDIAなどVESAグループによって支えられています。実は、DisplayPortを支援している企業の多くは、予備にためにHDMIも支援しているんです。

なお、DisplayPortがコンピューターとモニタの接続を念頭に置いているのに対し、HDMIはどちらかというとテレビとエンターテイメントの接続にフォーカスしています。

DisplayPortを見たことがある人なら、標準サイズのDisplayPortコネクタかMini DisplayPortコネクタという、2サイズのコネクタのどちらかを見ているはず。しかし、現在そのテクノロジーは別の標準に移りつつあります。

当初からこの規格では、ビデオとオーディオを同時に、あるいはどちらか一方だけでも送信できるように設計されていました。技術仕様は主にソニー、フィリップス、マクセル、ラティスといったエレクトロニクス企業によって開発され、DisplayPortのバージョン1.0が2006年中旬に登場しました。

当時の標準規格では10.8Gbpsの帯域幅を提供し、DVIの倍のスペックを実現しました。また数年のうちにバージョン1.1とバージョン1.1aが登場し、2010年にはDisplayPort 1.2が登場。DisplayPort 1.3とDisplayPort 1.4は2014年と2016年に標準化され、10年のライフスパンとともに帯域幅も拡大されました。

DisplayPortが最大の成長を遂げたのは、ゲーム分野です。例えばDisplayPortが必要なNvidiaのG-Syncでは、映像のフレームを書き換えるときに発生する見た目の不自然さを低減してくれます。そしてDisplayPortが次に実現しようとしているのは、その地位をさらに高める高解像度と高リフレッシュレートです。

なお、DisplayPort 2.0は当初2017年のローンチが予定されていましたが、より長い開発期間をとるために(あるいはHDMI規格と歩調をあわせるために)延期されていました。

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最終更新:7/22(月) 12:01
ギズモード・ジャパン

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