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吉本もう一つの“契約”体質

7/22(月) 18:03配信

東スポWeb

【ニュースのフリマ】ネット上の「特許情報プラットフォーム」の簡易検索を利用して「雨上がり決死隊」を調べてみると、当該登録は0件と出た。「カラテカ」で検索すると9件の商標があったが、「カラテカイカン」といった検索ワード4文字を含む言葉で、そのものズバリはない。それではと「KONISHIKI」と打ち込むと、こちらが予想した登録が確認できた。

 この違いは何なのか――。

 吉本興業は、反社会的勢力との関わりで謹慎処分後も新たな問題が噴出の「雨上がり決死隊」宮迫博之との契約解消を19日発表した。この問題を浮かび上がらせた一連の闇営業をめぐっては、芸人と契約書を交わさないなど吉本独特のマネジメント態勢もメディアで疑問視された。そんな“体質”がここにも表れているように思えるのが、前出芸人のコンビ名だ。

 宮迫は芸能界引退に傾いているといい、相方の蛍原徹が個人で「雨上がり」を使用し続けるか。あるいは別人と活動していくなら、名称に関する問題は生じないだろう。一方、今回の問題で6月に契約を切られた入江慎也については、相方の矢部太郎が「カラテカ」の名を消さない意向を示しており、入江はツイッターにコンビ名を残している。吉本から見れば、不祥事でクビにしたような芸人が今後、その名を前面に出して活動することも可能だということになる。

 歌手や俳優が円満でなく事務所を移籍すると、芸名の使用ができなくなることもある。あの“あまちゃん女優”など、本名にもかかわらず、独立後に名を変えている。一方、カラテカのケースでは、吉本が入江と矢部の了承を得て芸名を商標登録しておけば、入江による名称使用にあらかじめ制限をかけておくこともできた。

 前出のKONISHIKIは、かつて土俵で活躍した元大関の小錦。この名は代々伝わる由緒あるしこ名だけに、日本相撲協会を退職後、その使用にクレームがつき、KONISHIKIとして活動するに至った。そして本人はその名をきちんと商標登録していた。

 吉本はタレントを縛らず、おうようなのか、ユルいのか…。

最終更新:7/23(火) 19:00
東スポWeb

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