ここから本文です

【中京記念・後記】重賞初Vグルーヴィット 松永幹調教師「距離延長でも大丈夫」

7/22(月) 21:47配信

東スポWeb

 21日、中京競馬場で行われたサマーマイルシリーズ第1戦のGIII中京記念(芝1600メートル)は、3番人気のグルーヴィット(牡3・松永幹)が同じ3歳馬クリノガウディーとの叩き合いを制して重賞初制覇。今後に向けての大事な賞金加算に成功した。1400メートルで結果を残してきた馬らしからぬレースぶりでの勝利は何を意味するのか? その可能性を考えてみたい。

 1番人気のプリモシーンを退け、最後は3歳馬2頭による叩き合い。ハナ差で初の重賞タイトルを手にしたグルーヴィットは、あらゆる意味で可能性の大きい馬だ。

「いいポジションを取れましたが、4コーナー手前でズブさを見せてしまった。ただ、そのイメージを最初から持っていたのでしっかりと動かしながら直線を向きました。長くいい脚を使う競馬ができたと思います」と松山。直線を待たずにムチが入りながら、最後までしぶとく伸び切った今回のレースぶりを見れば距離のレンジはもう少し先まである?

 新馬→500万下の連勝はダート1400メートルで、重賞初挑戦となったGIIIファルコンSは芝1400メートルで2着。“二刀流”も可能な戦績がこの馬の大きな魅力だが、今回のレース内容により、そこに距離への対応力まで加わった。

 実際、見守った松永幹調教師も「マイルもまったく問題ないことがわかったし、今回の感じなら距離が延びても大丈夫かもね」とまんざらでもない口ぶり。すぐに2000メートル路線とはならないだろうが、母系はエアグルーヴを祖に持つ由緒正しき血統。ロードカナロア×スペシャルウィークの配合は今年の皐月賞馬サートゥルナーリアと同じだ。意外に面白いかもしれない。

 もちろん、それもグルーヴィットの類いまれなる能力があってのもの。攻勢を強める今年の3歳馬だが、それは降級廃止の恩恵を受けた条件戦がメインであって、古馬混合の重賞勝利は今年初。3歳以上の芝1600メートル施行になった12年以降、この中京記念を3歳馬が勝利したことはない。簡単にクリアできるミッションではなかったのだ。

「前走(NHKマイルC=10着)は直線で前が壁になり、力を出せなかった。それ以外は崩れてないんですよ。調教は動くし、気持ちもしっかりしている。賞金を加算できたことは大きいし、どこを使うにしろ、まずはリフレッシュさせます」と同師。大本線は芝のマイルGIだろうが、仮にそれ以外の選択をしても前途洋々と締めておきたい。

最終更新:7/22(月) 21:50
東スポWeb

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

あなたにおすすめの記事