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躍進続くボイメン、祭nine.はなぜ名古屋を拠点にしているのか 事務所社長に直撃

7/22(月) 14:00配信

オリコン

 東海エリアを中心に活動するボーイズグループ、BOYS AND MEN(以下、ボイメン)と、祭nine.の躍進が続く。興行面でも、10年目を迎えるボイメンは今年1月にナゴヤドーム、祭nine.は令和初日の5月1日に日本武道館での公演を成功させている。 両グループとも、メンバーは東海地方出身または在住者だが、彼らの所属するフォーチュンエンターテイメントの社長・谷口誠治氏は大阪府の出身で、実は東京の芸能事務所・タニプロモーションの社長でもある。人気を全国区に広げた裏には名古屋での苦労もあったという。“名古屋気質”と戦ってきた10年間を谷口社長自身に語ってもらった。

【写真】ボイメン誠、炎天下も学ラン姿でパフォーマンス

■ボイメン10年目、今だから言える当時の苦労…「なんで名古屋に来たんですか?」

 ボイメンは来年の1月で10周年を迎え、現在は10年目の節目に当たる。誕生のきっかけになったのは、谷口氏が2009年に仕事で初めて名古屋を訪れたことだった。“三大都市”と言われながらも、地元独自の芸能が育っておらず、東京と大阪のタレントに頼っている状況を見て、名古屋で活躍するボーイズグループを育てようと思いつく。しかし、「それまで培った東京のプロダクションのノウハウは全く役に立たなかった」と谷口氏は語る。

【谷口氏】「まず、閉鎖的というか、例えばTV局に行って話を聞いてもらおうとしても“何で名古屋に来たんですか?”という感じで、本気でぶつかっても跳ね返って来ないんですよ。東京はTVに出てCMに出たらビジネスになるんですが、名古屋でCMとなるとキャンペーンとかになってしまう。なので、TVに出て儲けようなんてことは全く考えずに、自分たちの宣伝だと捉えました。だから、名古屋ローカルのTV番組は弊社が出資して作ってるのがいくつもあります。そもそもボイメン誕生のきっかけになったオーディション番組(『IKEMEN☆NAGOYA』)も、弊社が枠を買い取って始めたんですよ。局との関係性は、東京よりも密接で、パートナーみたいな付き合い方ですね。インターネットの時代だと言われてますが、まだまだTVの力はスゴいと思ってるんで、TVが元気になるように僕らが応援というか、局と一緒になって新しいビジネスチャンスを作っていこうと頑張ってるところです」

 対TV局、代理店より苦労したのは集客。お金を出して観る、ということに対してのハードルが他の地域より遥かに高く、東京や大阪のタレントはありがたがるのに、地元タレントはないがしろ、という傾向がある名古屋人を向かせるのは、至難の業だった様子。

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最終更新:7/22(月) 16:25
オリコン

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