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首都高入口50か所以上で閉鎖の可能性 五輪1年前の交通規制テスト、どんな影響が?

7/22(月) 6:05配信

乗りものニュース

一般道は環七通りで規制

 2020年「東京オリンピック・パラリンピック」の大会組織委員会は2019年7月24日(水)と26日(金)、大会期間中を想定した交通規制のテストを東京都内で実施します。

【表】規制対象の高速道路料金所、入口一覧

 2020年の大会期間中は、大会関係者を円滑に輸送するため、都心部へ流入する交通量を減らすことが必要だといいます。今回のテストは、その「本番」を想定して実施するもので、おもな規制内容は次のとおりです。

●高速道路
・首都高の一部料金所や、東名の東京料金所、常磐道の三郷料金所など全11か所で、都心方向への開放レーン数を終日削減。
・選手村予定地の周辺など、大会期間中に大会関係車両専用となる首都高の4つの入口を終日閉鎖:10号晴海線 晴海入口(下り線)、4号新宿線 外苑入口(上下線とも)、S5埼玉大宮線 新都心入口(上り線)。
・首都高の入口49か所および中央道 八王子IC(上り線)を、交通状況に応じ随時閉鎖。

●一般道路
・環七通り(環状7号線)の信号機で、都心方向への青信号の表示時間を短縮(午前5時から正午にかけて)。

 大会組織委員会によると、7月17日(水)時点で対象とされている高速道路の入口以外についても、当日の警察の判断により閉鎖されることがあり得るそうです。「ひとつの路線で渋滞が発生する前に、入口を順次閉めていき、交通の流れがよくなった時点で開けていく、といったイメージで、リアルタイムの判断が重視されます」といい、広範囲にわたって一時的に多くの入口が閉鎖される可能性があると話します。

「交通規制だけでなく、全体的な車両数を減らすべく、一般企業を中心に勤務体制や車両の使用、物流計画の見直しなども呼び掛けており、6月末時点で900社近くに賛同いただいています。それぞれの可能な範囲で取り組んでいただくことが前提ですが、今回のテストは、それがうまく作用するかも同時にテストし、課題を洗い出します」(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)

 なお今回のような交通規制テストは、8月23日(金)も予備日とされており、7月のテスト結果を踏まえて実施の可否を決定するそうです。

 大会組織委員会は2020年大会期間中、東京圏の広域における交通量を大会前の一律10%減、競技会場周辺などの重点地区においては30%減とすることを目標に掲げています。また、首都高については交通量を最大30%削減し、休日並みの交通環境を目指すとしています。

乗りものニュース編集部

最終更新:7/22(月) 12:41
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