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1年左腕がノーヒットノーラン 岡山・玉野商工の長谷川投手 岡山大会2年ぶり、7人目

7/22(月) 0:35配信

山陽新聞デジタル

 第101回全国高校野球選手権岡山大会第8日は21日、倉敷市のマスカットスタジアムと市営球場で2回戦4試合があり、玉野商工の左腕長谷川康生(1年)が総社南戦で無安打無得点試合を達成した。岡山大会では2017年に完全試合を成し遂げた大安寺の中村源太以来、2年ぶり7人目の快挙。長谷川は四回の先頭打者に与えた四球を除いて一人の走者も許さず、111球を投げ抜いた。試合は5―0で快勝した。

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 この日の111球目。切れ味鋭いスライダーで28人目の打者を二ゴロに仕留め、1年生左腕の快投は完結した。

 「五回くらいから意識していたけど、まさかできるとは」。無安打無得点試合を達成した玉野商工の長谷川は試合中の厳しい表情から一転、白い歯をのぞかせた。

 許した走者は四回の先頭に与えた四球が唯一の「準完全試合」。外野に飛んだ打球はわずか4。打者の手元を伸びる直球と、低めの変化球をテンポよく投げ込み、相手打線をねじ伏せた。最大の“ピンチ”は八回無死。右前への痛烈なライナーを「絶対に落とせない」と同級生の岡がダイビングキャッチ。指導歴が30年近い百戦錬磨の角田監督が「見たことがない」という快挙をバックも支えた。

 関西高野球部OBの父史将さん(37)の影響でボールを握り岡山・七区小から投手。灘崎中では硬式クラブに所属し全国大会で活躍した。県外の強豪高からも誘われる中、父の恩師でもある指揮官が率いる玉野商工へ入学。往復10キロの自転車通学や帰宅後も5キロのランニングを欠かさず、175センチ、73キロの体はたくましくなった。

 創部23年目で初の3回戦進出。「今日みたいにコースを突いて抑える。しっかり投げればいける」。昨秋の県王者・倉敷商を相手に、背番号11のスーパールーキーは臆することなく腕を振る。

最終更新:7/22(月) 1:00
山陽新聞デジタル

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