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1000万円を失ったYouTuberに聞く「株主優待ってお得なの?」

7/22(月) 17:00配信

テレ東プラス

年金制度の崩壊など、個人レベルで老後資金を蓄える必要が叫ばれている昨今。資産運用に対する注目が集まってします。しかし、その一方で株式投資には「ギャンブルみたいで怖い」「胡散臭い」などのイメージが根強く残っているのも事実ではないでしょうか?

確かに株式投資はやり方によってはハイリスクハイリターンというギャンブル的な側面も否めません、しかし、銀行預金感覚で行うことのできるローリスクローリターンな方法もあることは意外と知られていません。その方法の一つが「株主優待」を軸とした株式投資です。

一定量の株を購入することで、企業の定めた得点を受け取ることができる「株主優待」にまつわるYouTubeチャンネル「株主優待らいふ」を運営しているYouTuberである伊藤航さんに、株式投資を始めたきっかけや株主優待の魅力について伺いました。

銀行への貯金よりお得だと思った「株式投資」

――伊藤さんは1988年生まれ、サンミュージックでお笑い芸人として活動していたというキャリアの持ち主ですが、現在は投資や経済に特化した日本初のYouTuberプロダクションである株式会社Zeppyに所属しています。そもそも投資を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

芸人の時は本当にお金がなくて、収入を全部使わないと生活できなかったので貯金がありませんでした。だから株を始めたのは、芸人を辞めてからです。僕が所属している株式会社ZeppyのCEOである井村は当時すでに株芸人として動いていて、彼の取材記事を読んだら「IPOはただで手に入る宝くじ」みたいに書かれていて、実際にそれを読んだ相方が当たって30万円利益を得ていたんです。そんな様子を見て、自分も生活費を作るためにまずはIPO(新規公開株)の抽選から始めました。

――なるほど。

でもIPOもなかなか当たらないので「株を買ってみようかな」と思って、買ってみました。

――どんな株を?

当時はコインランドリーが流行っているという噂があった時期だったので、コインランドリー用の洗剤を使っているメーカーの株を買いました。それで1万円くらい損しました(笑)

――なかなか上手くいきませんね(笑)勉強などしてから買ったのでしょうか?

いえ、とりあえずやってみようと思って、特に勉強せず買ってみたんです。

――それは芸人やめて仕事して貯めたお金で買ったのでしょうか?

はい。最初はなんだかんだ50万くらいから始めました。

――それは貯金とは別の口座から?

今でもそうなんですけど、僕は銀行預金していなくて、全部証券口座に入れています。今で500万円くらいでしょうか。給料から生活費を抜いて、残ったお金を全部入れています。

――コインランドリーで失敗してから、次はどんなアクションを取りましたか?

次はツイッターで有名な株をやってる人のアカウントをフォローして、その人がつぶやいた銘柄を買うようになって、色々と上がり下がりを経験しましたね。

――有名な人と同じ株の買い方をしたわけですね。実際にやってみてどうでしたか?

結論から言うと、やめた方がいいと思います(笑)多くの場合、その人はツイートした株をもっと安い段階で株を買っていると思うので、そっくり真似してもあんまり良いことがないと思います。

――なるほど。

でもその時の経験は本当に大きくて。そこで知ったゲーム会社を自分で調べたら、本当に良さそうだと思って、当時100万円程あったお金を全部突っ込んだんです。そしたらそれが10倍以上の1100万円になったんですよ。

――すごい!

もう「最高!」って思って。1週間くらいベッドで跳ねていました。「働かなくていいじゃん」って(笑)

――あっという間に10倍になったら、そりゃそう思いますよね。

それでしばらく放っておいたんですけど、決算で最低の結果になったみたいで、3日間ストップ安になって、結局利益が10万円くらいに減ってしまったんです。

――うあわ、1000万円失ってしまったということですよね...。

そうです。あの時はもう本当に胃が痛くて、気分が悪くなってしまいました。その時に株主優待でクオカードが届いたのが、めちゃくちゃありがたかったんです。それで「まだやろうかな、株」と思えて、でも身の丈にあったやり方を選びたいと考え、そこからメインが株主優待になっていきました。

――「株で儲けてやる」というよりは、貯金ついでに株主優待で得してるみたいな感覚ですか?

そんな感じです。株をやっている人の多くは「1億円目指す」みたいな感じですけど、僕は銀行と比較します。銀行の金利と優待の利回りを考えれば、断然株主優待の方がお得だな、と。

――やっぱり1000万円を失った経験は大きかったんですね。

本当に大きかったですね。上がっていたときは、1週間くらい彼女に「1000万円がさ...」って話をしていたんですけど、あの頃よく考えたらその株を買うために共通の財布からお金抜いてましたから。本当に申し訳なくて、どうにかしてたな、と今思います。だからその反省が強いですね。そこからは「堅実に行こう」と勉強し始めて、ファイナンシャルプランナーの資格を取ったり、色々とやり始めました。

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最終更新:7/22(月) 17:00
テレ東プラス

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