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山本一太氏が群馬県新知事に 歴代最多57万票獲得 「県民 幸せにする」

7/22(月) 6:04配信

上毛新聞

 任期満了に伴う群馬県知事選は21日投開票され、無所属新人で元沖縄北方担当相の山本一太氏(61)=自民・公明両党推薦=が歴代最多となる57万6935票を獲得し、初当選を果たした。抜群の知名度と組織力を背景に県全域で支持を広げ、無所属新人の群馬県労働組合会議副議長、石田清人氏(62)=共産党推薦=を大差で退けた。参院選と同日程で行われたこともあり、投票率は過去最低だった前回を17.15ポイント上回り、48.51%まで上昇した。

◎閣僚経験や知名度アピール 石田氏に大差

 大沢正明知事の引退に伴い、12年ぶりに県政の新たなリーダーを「選択」する選挙戦となり、参院議員を4期務め閣僚経験もある山本氏と、元小中学校教諭の石田氏が争った。新人同士による一騎打ちは1991年以来28年ぶり。

 得票数は三つどもえの戦いとなった95年、2期目の当選を果たした小寺弘之氏(当時)の57万1834票が最多だった。山本氏は2013年参院選で58万0144票を得ており、それに迫る得票となった。

 山本氏は、70の地区後援会を基に全県をカバーする選対を立ち上げた。商工や建設、農業、医療関連など幅広い業界団体から支援を受けて選挙戦に臨んだ。市長会と町村会も推薦を決め、各地の遊説で市町村長や地元県議、市議らが選挙カーを先導して支持拡大を後押しした。

 立候補に当たって群馬県の強みと課題を整理し、180の基本政策を盛り込んだ政策集を発表。県内総生産(GDP)や県民所得の拡大、安心を支える社会基盤整備などを公約に掲げた。人脈もフル活用して群馬県の魅力を国内外に発信することも強く訴えた。

 山本氏は21日夜、前橋市内の選挙事務所で「県民を少しでも幸せにする。最も身近な知事として公務に取り組む」と決意を語った。

 石田氏は学校給食費の無料化や子ども医療費無料化の対象範囲拡大など暮らしや福祉に関する政策に取り組むと主張したが、支持が広がらなかった。

やまもと いちた 61 元沖縄北方担当相 無所属新人=自民・公明推薦

【略歴】 参院議員4期、元自民党参院政審会長、元参院予算委員長、元沖縄北方担当相。米国ジョージタウン大大学院修了
【公約】 (1)県GDP・県民所得拡大 (2)安心を支える社会基盤整備 (3)新たな県民の誇り育成 (4)官民連携で行財政改革 (5)県政の透明化

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最終更新:7/22(月) 14:24
上毛新聞

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