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参院選で、女性の当選者が過去最多に。増やしたのはどこの党?

7/22(月) 12:55配信

BuzzFeed Japan

7月21日に投開票された参院選で、女性の当選者は28人となり、前回2016年の参院選と並んで過去最多の人数となった。
候補者のうち女性は104人で、女性の割合は過去最高の28%だった。当選者の女性割合は22.6%となった。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

【イラスト】「結局、選挙どうなったの?」を1分でざっくり説明します

NHKの開票速報などを参考に図解すると、女性候補を擁立していた主な政党の女性候補者数と当選者数は図の通り。

政党別にみると、当選者は、自民党10人(候補者12人)、立憲民主党6人(19人)、共産党3人(22人)、国民民主党1人(10人)、社民党0人(5人)、日本維新の会1人(7人)、公明党2人(2人)、れいわ新選組1人(2人)だった。

自民党は、12人の女性候補のうち10人が当選。森雅子さん(福島)、丸川珠代さん(東京)、太田房江さん(大阪)、比例区の有村治子さん、橋本聖子さんら、現職の女性議員の再選が目立った。

19人の女性候補を擁立した立憲民主党では、石垣のりこさん(宮城)、塩村文夏さん(東京)ら新人を含む6人が当選した。

無所属では25人の女性が立候補し、野党統一候補の打越さく良さん(新潟)、嘉田由紀子さん(滋賀)ら4人が当選した。

女性がどのようにして増えたか

2018年5月、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が成立してから初めての国政選挙で、女性の候補者、当選者が増えるかどうか注目が集まっていた。

この法律では、国や地方の選挙で「男女の候補者数をできる限り均等」にするように政党に努力を求めている。各政党に女性候補を擁立するよう努力義務を課すもので、法的な拘束力はない。

上智大学の三浦まり教授(国際政治学)は、「女性当選者の人数は前回と同じ過去最多の28人ですが、内訳には変化が見られました」とBuzzFeed Newsの取材に話す。

「与党が前回よりも女性候補者を減らす一方で、野党が女性候補を男女均等に近い形で積極的に擁立しました」

「躍進したのは一人区における野党統一候補。当選した10人は男女半々でした。女性候補者が支持されている傾向はうかがえました。これを教訓として、各党が次の衆議院議員選挙で、女性をさらに擁立することを期待したいです」

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最終更新:7/22(月) 13:05
BuzzFeed Japan

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