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創価学会と公明党と「ガチンコで喧嘩」。反旗を翻したれいわ新選組の学会員の決意

7/22(月) 15:52配信

BuzzFeed Japan

山本太郎代表率いる「れいわ新選組」は、7月21日に投開票された参議院議員選挙で、候補者10人を擁立した。その中で唯一、小選挙区から立候補した男性候補者がいた。沖縄県出身の野原善正氏だ。彼は一体、何者だったのか。何を訴え、れいわ新選組の開票センターで苦戦を伝えられると、どのように語ったのか。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

野原氏は、公明党の支持母体「創価学会」の会員を30年以上続けながら、沖縄から東京選挙区に乗り込んだ。同選挙区から立候補した公明党の山口那津男代表と「ガチンコで喧嘩するため」。

そう意気込んでいたが、山口代表は当選した一方、野原氏の当選は叶わなかった。

「永田町におけるややこしい抵抗勢力」。山本代表は、自身が旗揚げした政治団体をそう豪語していた。

比例区では、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者で人工呼吸器を装着した男性と、重度身体障害のある女性が立候補するなど、ネットを中心に有権者から注目を集めていた。

山本代表が言う「ややこしさ」があり、注目株だったのが、東京選挙区から出馬した野原氏だった。

「バトンを受け取った」野原氏、沖縄でも三色旗

そんな東京選挙区は、2013年の参院選で、当時は無所属だった山本代表が立候補し、4位で当選した選挙区だ。

山本代表は今回、比例代表に転出し、野原氏に東京選挙区を引き継いだ。20日に東京・新宿であった「最後の訴え」でも、山本代表はこう野原氏を担いで、紹介した。

「がっちりと大人の喧嘩をしてくれる人が、バトンを受け取ってくれました。こんなに気合入った大人、見たことある?誰が宗教団体を敵に回したい」

野原氏は2018年の沖縄県知事選で、公明党への反対姿勢を公然と示した。

公明党が支持した佐喜真淳氏ではなく、米海兵隊普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に「反対」を主張した玉城デニー氏を応援した。

玉城氏や支持者らとともに、会場で知事選の開票を待ち、当選確実の報を受けると、創価学会のシンボル「三色旗」を振った。

この会場にいたBuzzFeed Newsの取材陣は当時、三色旗を振る人がいたことに驚き、野原氏に直接、取材した。すると、「文字通り、組織に反旗を翻して、ひとりで頑張ってきました」「少ないが、良心を持った学会員がいるはず。組織に従順になることが、信仰ではない」と語った。

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最終更新:7/22(月) 15:52
BuzzFeed Japan

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