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ソフトバンク7連敗の危機救った!長谷川勇V弾に工藤監督も賛辞

7/22(月) 11:59配信

西日本スポーツ

 ◆楽天2―4ソフトバンク(21日・楽天生命パーク宮城)

 福岡ソフトバンクの長谷川勇也外野手(34)の一振りがチームの苦境を救った。1点を追う6回2死一塁から楽天の先発石橋の外角高め直球を左翼スタンドに放り込む値千金の逆転2ラン。19日に3カ月ぶりに再昇格したベテランが存在感を示し、チームは連敗を6で止めた。

【写真】ガッツポーズを繰り出し、ほえる長谷川勇

 投げては、右背部痛で戦列を離れていた森唯斗投手(27)が緊急合流し、8回の1イニングを3人でピシャリ。後半戦初白星で足踏みしていた首位ホークスが再び態勢を整えた。

■直球仕留め左翼に

 生まれ育った東北の夜空に、長谷川勇がチームを救う鮮やかなアーチを架けた。1‐2の6回。2死からデスパイネが振り逃げでつくったチャンスを生かした。石橋の1ストライクからの2球目、外角高め146キロの真っすぐを逆方向へ運び、打球は左翼フェンスを越えた。今季12打席目で奏でた初の快音は逆転の1号決勝2ラン。「長打を狙っていた。待っていた球ではないけど反応できた。最高の結果」とうなずいた。

 キューバ代表合流のため離日したグラシアルと入れ替わる形で19日に3カ月ぶりに再昇格。2軍では打率3割5分5厘、7月に限ると5割と驚異的な数字をたたき出した。「2軍で首位打者を狙っていたのにな」と冗談を飛ばすほど状態はよかった男が、助っ人の不在を見事に埋めた形だ。

 昨年9月12日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)以来となる一発で、工藤ホークスワーストとなる7連敗の危機を阻止した。貧打に苦しんだ打線で期待通りの存在感を示し、「勝利につながる一打を打てた。今までちゃんとやってきてよかったと思う」と胸を張った。

 春季キャンプの期間中に、2万スイングを自らに課した。来る日も来る日も鬼気迫る表情でティー打撃に取り組み、ノルマとしていた数字は優に越えた。2017年に手術した右足首の不安も感じることはなかった。乗り越えて長谷川勇の心に浮かんだのは「幸せ」だった。「常に打撃のことを考えられる。スイングした上での脚の張りも心地いい。何年も感じられなかった。プロ野球でもう十何年やってきて、また違う景色が見えている。幸せなんだと思うな」と実感した。

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最終更新:7/22(月) 11:59
西日本スポーツ

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