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立憲民主党への熱狂はなぜ失われたのか 立憲の開票センターから見た「れいわ旋風」

7/22(月) 16:54配信

BuzzFeed Japan

参議院議員選挙の開票が行われた7月21日夜、都内に設けられた立憲民主党の開票センターでは、同党の候補者の当確が報じられるたびに、関係者から「よし!」「おっ!」という歓声と共に拍手が巻き起こっていた。

【写真】「N国」と「れいわ」が得たもの

立憲は議席をほぼ倍増させた。本来なら「大勝利」だろう。しかし、枝野幸男代表の表情は硬く、撮影に当たる各社カメラマンが「代表、表情が硬いです」「笑顔でお願いします」と何度も繰り返した。

一方で、2議席を得た、れいわ新選組は「台風の目」「れいわ旋風」などと称され、山本太郎代表は大きな笑顔で取材に応じていた。自身は落選したにもかかわらず。

両者の明暗を分けたのは、何だったのか。【冨田すみれ子 / BuzzFeed Japan】

立憲、2017年の熱狂はどこに

自民・公明両党は改選議席の過半数を上回る71議席を獲得したが、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2は維持できなかった。

枝野代表は21日夜、野党共闘について「野党が深く連携し、最大限の力を発揮できた」と語った。立憲民主党も、改選前9議席を大きく上回る17議席を獲得した。

しかし、笑顔は乏しかった。乏しかったのは枝野氏の笑顔だけではない。結党の直後だった2017年の総選挙と比べると、選挙運動中の街頭演説の聴衆の人数などは減っていた。

当時、「枝野立て」「枝野立った」というハッシュタグがTwitterでシェアされ、同党の街頭演説はどこも人で溢れた。SNSでその様子が盛んにアップされた。しかし、今回の選挙で、あの時の熱狂はなかった。

代わりに特にネット上で注目集めたのは、れいわ新選組だった。

選挙運動の最終日となった7月20日に東京・新宿で行われたれいわ新選組の「最後の一声」には、新宿駅西口を埋め尽くすほどの聴衆が集まり、繰り広げられる演説に聴衆は時には涙を流し、熱い拍手を送った。

ある支持者はBuzzFeed Newsの取材に、「以前は立憲民主党を支持していたが、野党を統率する力がないと思った」「れいわは、労働者や市民のために働いてくれると感じた」と話した。

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最終更新:7/22(月) 16:54
BuzzFeed Japan

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