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三菱 エクリプスクロス ディーゼル 試乗|+30万円の価値はあるのか? 実力CHECK

7/22(月) 16:30配信

MOTA

ガソリンモデルとの価格差30万円

昨年3月に発売をスタートしたエクリプスクロスにようやくクリーンディーゼルモデルが追加された。ガソリンモデルとの価格差はおおよそ30万円。上乗せした分だけの旨味はあるのか? コスパにうるさい渡辺 陽一郎がCHECKする。

■90年代のディーゼルパジェロのDNAをしっかり受け継いでた~!

パワーも燃費もディーゼルが優位

SUVは今なおディーゼルエンジンの人気が高い。なぜなら、ディーゼルはターボを装着すると実用回転域の駆動力が高まり、軽油価格の安さ(正確には軽油に課せられる税金の安さ)もあって、燃料代も節約しやすいからだ。SUVはボディが重く背が高いため、実用回転域の駆動力が優れ、燃費を節約しやすいディーゼルターボとは相性が良い。

そこで三菱 エクリプスクロスが、ラインアップにクリーンディーゼルターボ搭載車を加えた。以前から欧州など海外仕様にはディーゼルが用意されていたが、ようやく国内仕様にも追加したというわけだ。

デリカD:5よりも300キロ軽いエクリプスクロスディーゼル! その走りはいかに?

ディーゼルエンジンは直列4気筒2.2リッターで、尿素水溶液を使って窒素酸化物を浄化するシステム。最高出力は145ps/3500rpm、最大トルクは38.7kg-m/2000rpmとされ、この動力性能はデリカD:5のディーゼルと等しい。デリカD:5と車両総重量を比べると、エクリプスクロスのほうが約300kg軽い。

最近のディーゼルは吹き上がりが軽快で、走り方によってはガソリンエンジンと錯覚するタイプもあるが、エクリプスクロスはディーゼルの個性が分かりやすい。1800rpm付近から駆動力が盛り上がり、2000~3000rpmで走ると力強い印象だ。エンジン回転をあまり高めず、8速ATがシフトチェンジを繰り返す走り方をすると、余裕のある運転感覚を味わえる。

その代わり高回転域の吹き上がりは大人しい。Dレンジでアクセルペダルをフルに踏み込むと、3500rpmでシフトアップした。マツダ CX-5が搭載する2.2リッターのクリーンディーゼルターボは、シフトアップが5000rpmで行われるから、エクリプスクロスの方がディーゼルの個性を際立たせているというワケ。
低回転域で走ると、カリカリとしたディーゼル特有のノイズも少し聞こえるが、振動がハンドルやシフトレバーに伝わる不快感は抑えられている。

実用回転域に特化して駆動力を高めたディーゼルが好みのドライバーには、エクリプスクロスは歓迎されるだろう。1980~90年代に売られたパジェロなどのディーゼルに親しんだユーザーも、懐かしい気分を味わえると思う。

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最終更新:7/22(月) 16:41
MOTA

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