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森 友哉選手(大阪桐蔭-埼玉西武ライオンズ)「大阪桐蔭野球部史に残る伝説のバッターに」【後編】

7/22(月) 20:59配信

高校野球ドットコム

 高卒若手野手としては別格の成績を残している森 友哉(埼玉西武ライオンズ)。その森選手の3年間の成長について西谷浩一監督に語っていただいた。12日に掲載した「森 友哉選手(大阪桐蔭-埼玉西武ライオンズ)「大阪桐蔭野球部史に残る伝説のバッターに」【前編】」では入学から2年時の春夏連覇までのエピソードをお伺いした。その続きとなる今回の後編では主将としてチームを牽引した森選手の知られざる姿に迫る。

実は繊細な一面を持っていた

 第25回IBAF 18U世界野球選手権大会が終わり、チームに戻った森は主将に就任。満場一致での選出だった。
「うちは寮生活で過ごしているので、野球以外の生活面の姿勢なども重要になってきます。この世代で誰がやるのか?といえば、森になってきますよね。森は実績、経験は豊富でしたし、人柄も評価されて選ばれたと思います。彼は愛嬌があって先輩からも可愛がられるキャラクターでしたが、同時にリーダーとして厳しさと優しさもあり、やんちゃな風貌ですが、実は繊細な一面を持った選手でした」

 森と一緒にまとめ役をしたのが、久米 健夫(東京ガス)だ。森と同じ捕手で、副主将を務めた久米。森とは良いコンビだったと西谷監督は振り返る。

「同じポジションで主将・副主将は珍しいんですけど、二人とも仲が良かったですし、それで僕もいいかなと思いましたね。森と久米が話しをして、そして協力しあいながらやっていましたね。森が面倒を見切れないところを久米がしっかりと補ってチーム作りをしていたのを覚えています」

 攻守ともに圧倒的なパフォーマンスでチームを引っ張った森だったが、最上級生になって悩み事が増えた。
「やはり藤浪、澤田といった超高校級の投手たちが抜けたことが大きいでしょう。森は不安を覚えたと思います。だけどそこは自分が引っ張って勝つことができるか。それが捕手・森の見せ所ではないか?ということは話した記憶があります。この一年、彼自身、難しさを感じたと思います」

 そういう状況の中でも森は2年秋は近畿大会ベスト4に導き、3年春に3度目の選抜出場。史上初3連覇を目指して臨んだ大会となった。初戦の遠軽戦では、5打数4安打3打点と好発進したが、大会途中に右ふくらはぎを痛めてしまい、3回戦の県立岐阜商では欠場。チームも敗れてしまい、3連覇は途絶えてしまった。

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最終更新:7/22(月) 20:59
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