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反社会的勢力との付き合いがもたらすこれだけのリスク

7/22(月) 19:59配信

FNN.jpプライムオンライン

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・反社会的勢力との付き合いそのものが、暴力団や犯罪集団を肯定することになる
・警察による暴力団の認定自体が裁判になったケースも
・東京都では改正暴力団排除条例が成立

反社会的勢力との付き合いは、暴力団や犯罪集団を肯定すること

オオシバくん:
宮迫さん、田村亮さんの闇営業問題は、まだまだ収束しないね~。
反社会的勢力との付き合いがきっかけで大騒ぎになっているね。

平松デスク:
付き合いそのものが、暴力団や犯罪集団を肯定することになるからね。
さらには、反社会的勢力との付き合い自体が弱みになり、ついには脅しのネタにされるんだ。
映画やドラマでも、暴力団員と一緒に映った写真をネタに脅されるシーンがあるでしょ?
ああ言うことさ。

思い出されるのは、数年前に起きた、大相撲をめぐる野球賭博事件。
あの事件では、大関が野球賭博に手を染めていた。
この大関は、自分の野球賭博をネタに、なんと口止め料を脅し取られていたんだ。
反社との付き合いは、決して甘く見てはいけないのさ。
吉本芸人の皆さんも、そういう事態に陥る可能性がゼロだとは言い切れないと思うよ。

暴力団の認定が妥当か裁判の争点に

オオシバくん:
でも、反社会的勢力の線引きって本当に難しいんだよね?

平松デスク:
そうそう、各企業や業界団体が、データベースなどを使って、本気で取り組んでいるんだけど、それでも、誰が反社で、誰が反社ではないか、判断するのは難しいとされている。
線引きを間違えれば、逆に訴えられるリスクもある。
実際に裁判沙汰にもなってるよ。
かつて、京都地裁で審理された刑事裁判では、会社役員の被告が、暴力団関係者に当たるかどうかが争点となったことがあるんだ。
暴力団関係者かどうかは、警察が認定するんだけど、その認定が妥当かどうかが争われたんだ。
暴力団員や関係者に認定されると、経済活動がかなり制限されるから、彼らも生き残りのためには必死なのさ。

みかじめ料を払った店側も罰せられる

オオシバくん:
反社会的勢力は、ずいぶん追い込まれているよね。

平松デスク:
確かに、それを象徴するような流れは起きているんだ。
東京都では、先月、改正暴力団排除条例が成立した。
新しい条例では、みかじめ料を脅し取った暴力団員だけではなく、なんと、みかじめ料を払った店側も途中の手続きを省いて、即、罰することができるようになった。
このような条例は、今、全国で導入が進んでいて、逮捕された店の経営者もいるんだよ。
まさに、反社会的勢力との付き合い・関係の断絶が社会全体で急がれている中でのこの吉本芸人の問題だから、中々収束しないのかもね。

【執筆:フジテレビ 社会部デスク 平松秀敏】

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最終更新:7/22(月) 19:59
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