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関善光寺に癒やしの空間オープン カフェ併設、梵字スイーツ人気

7/22(月) 7:57配信

岐阜新聞Web

 岐阜県関市西日吉町の関善光寺境内にある宿坊「宗休」が今月から、正式にオープンした。市内に宿泊施設が少ないなどの影響で「観光客の滞在時間が短い」との声が上がる中で始まった新たな取り組み。オーナーの亀山久美子さん(46)も「宿泊者は、関善光寺の鐘付き体験などもできる。関市の新たな魅力にしていきたい」と意気込む。

 以前あった茶店が老朽化するなどしたため、亀山さんが寺から場所を借り、昨秋からリノベーションに着手。クラウドファンディングで募った約77万円などを原資に、宿坊と隣接するカフェ茶房を整備した。

 一足先に、今年2月にオープンしたカフェ茶房の店内は、和モダンな雰囲気で統一。さるちゃん牧場(同市迫間)の牛乳を使ったジェラートなどに、自らのえとにちなんだ守り本尊を表す「梵字(ぼんじ)」をあしらったスイーツ「関善光寺パフェ」(税込み900円)が人気を呼んでいる。

 新オープンした宿坊は、カフェ茶房の店の奥にある6畳の2部屋。昔ながらの日本家屋の雰囲気を残し、ヒノキ造りの風呂や市内の中心部を眺望できるオープンテラスも整備した。

 プレオープン期間には約10組が宿泊し、中には関鍛冶伝承館(同市南春日町)を訪れるため、前泊した英国人客もいた。今月には米国の民泊仲介サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」に登録され、外国人客の注目度も高まる。亀山さんは「日本の伝統文化に触れる拠点として認知が進めばうれしい」と語る。

 宿坊は1日1組限定で、月、火曜日のチェックインは休み。1泊素泊まりの部屋代で、1、2人の場合は1万5千円、3~6人の場合は2万円。オプションで朝食500円、寺の鐘付きや勤行などの体験2千円(いずれも税込み)を用意する。予約申し込みは、亀山さんが店長を務めるカフェ・マビッシュ、電話0575(23)6353。

岐阜新聞社

最終更新:7/22(月) 7:57
岐阜新聞Web

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