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大野氏が再選、梅村氏らに大差 参院選岐阜選挙区

7/22(月) 4:00配信

岐阜新聞Web

 3人が立候補した岐阜選挙区(改選数1)は、自民党現職の大野泰正氏(60)=公明党推薦=が再選を果たした。野党統一候補で立憲民主党新人の梅村慎一氏(48)=国民民主党支持=との事実上の一騎打ちとなったが、16万票以上の大差をつけて強さを見せた。投票率は51・00%で、補選を除き過去最低だった2013年の52・97%を1・97ポイント下回った。

 自民は、岐阜選挙区が改選1人区になった13年以降、3回とも選挙区で勝利。一方、野党は前回の16年に続き候補者を一本化して政権批判票の集約を狙ったが、「自民王国」の壁を崩せなかった。

 6年前に県議から転じて初当選した大野氏は、200以上の団体の推薦を受け、党支部や友好団体の組織力を生かした選挙戦を展開。選挙事務所では市町村の党支部組織や支援団体が連日集会を開き、現職閣僚ら弁士も駆け付けて引き締めを図った。

 県選出国会議員や県議、市町村議、支援団体などには、投票済証の提出を義務付けるなど期日前投票の呼び掛けを徹底。統一地方選と参院選が重なる亥(い)年の選挙で投票率の低下が危ぶまれる中、着実に票を積み上げた。

 友好団体が推す比例代表の候補者とも連携を深め、選挙区との相乗効果を狙って比例のPRにも注力。連立を組む公明とも足並みをそろえ、公明支持層の票も取り込んだ。

 一方、野党4党が推す梅村氏は連合岐阜や市民団体の支援を受け、旧民進党系や共産党、社民党の支持層にも浸透。選挙戦では反自民の受け皿を目指し、老後資金2千万円問題や安倍晋三首相が目指す憲法改正、消費税増税などを争点に政権批判を繰り広げたが、浸透し切れなかった。

 諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」の坂本雅彦氏(47)は、ツイッターを使ってNHK受信料の問題点を訴えたが、支持は広がらなかった。

岐阜新聞社

最終更新:7/22(月) 4:00
岐阜新聞Web

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