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スーパー耐久第5戦AP:1号車GTNET GT-Rが終盤の逆転で3連勝。タイトルに王手をかける

7/22(月) 21:52配信

オートスポーツweb

 ピレリ・スーパー耐久シリーズ2019第4戦の「TKUスーパー耐久 in オートポリス」が、 7月20~21日にオートポリスにおいて5時間レースとして開催され、ST-Xクラスの1号車GTNET GT3 GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗)が終盤のピット作業で逆転して3連勝。2年連続チャンピオンにはやくも王手をかけた。

【写真】3連勝を喜ぶ1号車の星野一樹・藤波清斗・浜野彰彦組

 夏休み最初の週末イベントとしてスケジューリングされた今大会だったが、今年の九州地方はまだ梅雨が明けておらず台風5号の接近もあり各地は大雨に見舞われ、オートポリスも天候が読めない週末となった。

 今回の第5戦は全8クラスに計56台がエントリーしていたが、19日の専有走行でクラッシュした車両もあり決勝出走は49台となった。なかでもST-3クラスポイントリーダーの38号車ADVICS muta racing RC 350TWS(堀田誠/阪口良平/堤優威)の出走取り消しは、チャンピオン争いに大きな影響を与えそうだった。

 20日に行われた公式予選はA、Bドライバーのベストタイム合算で争われる。BドライバーのST-X、ST-1クラスのセッションから雨が降り始め、そこでタイミング良くレインタイヤでコースインした244号車Max Racing RC F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉)が初のポールポジションを獲得した。

 予選2番手は連勝中の1号車GT-R、3番手は83号車X WORKS R8(TSE KA HING/SHINYA SEAN MICHIMI/TANG PHILIP)、新車が到着したばかりの真っ白な777号車D’station Vantage GT3(星野敏/藤井誠暢/近藤翼)は4番手だった。

 決勝レースは21日の11時34分にスタート。朝の雨は上がっていたがコースには水が残っており、ほぼ全車両がレインタイヤでのスタートとなった。


 1コーナーまでに1号車GT-Rの藤波がトップに立つものの、そこを777号車アストンマーティンの藤井が襲いかかり、さらには軽量な112号車SATO-SS SPORTS AMG GT3(佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生)の元嶋が追いついて逆転トップに立った。

 コースはすぐに乾き始め1号車GT-Rは13周でピットインして星野に交代。60kgのハンディウェイトを搭載しセッティングも決まっておらず、思うようにペースを上げられない星野だったが、それでも777号車アストンマーティンとトップ争いを繰り広げた。

 レース開始40分で最初のFCY(フルコースイエロー)となりこのタイミングで多くの車両がスリックタイヤに履き替えた。開始1時間でも2度目のFCYとなった。

 終盤、ゴールまで1時間45分となったころ、雨がポツポツと落ちてくる。ここまでトップを走行するなど健闘した112号車メルセデスが最後のピットインをすると、777号車アストンマーティンがトップに浮上。

 藤井から近藤、星野、藤井とつなぎ開幕戦以来の優勝に向け走った。これに藤波、星野、浜野、藤波とつないだ1号車GT-Rが9秒差で追いかけていたが雨量が増え2台の差は6秒に。

 116周でトップの2台が同時にピットイン。777号車アストンマーティンがタイヤ交換に手間取る間に1号車GT-Rがその脇をすり抜けて先にコースへ。

 その数分後、100R先でクラッシュした車両があり、この日4回目のFCYからセーフティカーランとなり、天候の回復が見込めないことと視界不良のために127周でレースは打ち切り。


 これで1号車GT-Rの3連勝となった。3位は112号車メルセデスだった。

 1号車GT-Rは次戦90kgものハンディウェイトを搭載しての参戦となるが、5位以上でシーズン連覇が確定。どのようなレースを展開するかに注目が集まる。


 またST-5クラスでは終盤までトップを走行していた88号車村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/山谷直樹/雨宮恵司/梶谷太郎)が、雨量の増えたコンディションの中、ブリッジ手前の右コーナーでコースアウトを喫し、2番手の101号車ヒロマツデミオ(吉田綜一郎/佐々木孝太/KENBOW)がシリーズ参戦4戦目でうれしい初優勝を遂げた。

 ST-Zクラスは190号車BRP★Mercedes AMG GT4(奥村浩一/水谷晁/山脇大輔)が初優勝。ST-TCRクラスは昨年チャンピオンの97号車Modulo CIVIC(植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹)が今季初優勝。

 ST-1クラスは998号車Z-REX ADVICS R8 TRACY(JEFFREY ZEE/JASON ZHANG/LEO YE)が初優勝。ST-2クラスも7号車新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボX(成澤正人/朝日ターボ/岡崎善衛/八巻渉)が初優勝とフレッシュな顔ぶれに。

 ST-3クラスは2回目のFCY時に絶妙なピットインを成功させた34号車TECHNO FIRST RC350(手塚祐弥/大草りき/前島秀司)が連勝でポイントリーダーに躍り出た。ST-4クラスは86号車TOM’S SPIRIT 86(坪井翔/中山雄一/松井孝允)が連勝を遂げている。








[オートスポーツweb ]

最終更新:7/22(月) 21:54
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