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与党過半数も改憲勢力3分の2届かず-参院選

7/22(月) 8:08配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 第25回参院選は改選124議席(比例代表50、選挙区74)のうち、自民、公明の連立与党が71議席と改選議席数の過半数に当たる63議席を上回った。与党と憲法改正に前向きな日本維新の会を合わせた「改憲勢力」は81議席にとどまり、非改選を含めた参院全体で改憲発議ための3分の2の維持に必要な85議席を割り込んだ。

菅義偉官房長官は22日午前、憲法改正について「憲法審査会において与党、野党問わず各党がそれぞれの考え方を示した上で建設的な議論を行い、国民的議論につなげることが大事だと思う」と指摘。内閣改造や自民党役員人事については「選挙が終わったばかりでこれから考えることだろう」と具体的には言及しなかった。

安倍晋三首相は21日夜、テレビ各社に相次いで出演し、「改憲に必要な3分の2の多数というのは憲法審査会における議論を通じて形成していきたい」と述べ、国民民主党の改憲に前向きな議員らにも協力を呼び掛ける考えを明らかにした。2021年9月までの自民党総裁任期中に国会発議と国民投票を実現したいとの意欲も示した。

NHKは22日朝の開票速報で、自民が57、公明14と連立与党で71議席を獲得し、改選過半数を上回ったと伝えた。立憲民主党は17と改選前の9議席から議席を伸ばし、国民民主党は6、共産党は7、日本維新の会は10、れいわ新選組2、社民党1、NHKから国民を守る党1と報じた。

菅官房長官が成果に言及(午前11時15分)

菅官房長官は定例記者会見で、自民、公明両党で改選過半数を確保した参院選の結果について、「政権発足以来、経済再生や外交・安全保障の再構築、全世代型の社会保障制度の実現に国民の声を耳を傾けながら取り組んできた結果だ」と述べ、安倍政権の実績が評価されたとの認識を示した。安倍首相の総裁4選を巡っては、「総理が言っているように、残りの任期がまだ2年あるので、一つ一つの政策について取り組んで結果を出していく、そういうことではないか」と述べた。

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最終更新:7/22(月) 13:04
Bloomberg

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