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英、イランによるタンカー拿捕で緊急閣議-緊張抑制の動きも

7/22(月) 8:27配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): メイ英首相は22日に緊急閣議を招集し、ペルシャ湾における航行の安全性について協議する。世界のエネルギー供給の要衝であるホルムズ海峡で先週、英国のタンカーがイランの革命防衛隊に拿捕(だほ)された事態に対応する。

メイ首相と閣僚、当局者で構成する国家緊急治安特別閣議は、現地時間22日午前10時半(日本時間同日午後6時半)から開催されると首相官邸が明らかにした。

英政府は拿捕された「ステナ・インペロ」の即時解放を求め、週末にはイランの臨時代理大使を呼び出した。さらに「重大な結果」を招くとイランに警告し、英国の船舶にホルムズ海峡周辺の航行を避けるよう通知していたが、21日にはトーンを抑制する方向に動いた。

エルウッド英国防担当閣外相はスカイニューズとのインタビューで、「緊張緩和に努める必要がある。われわれの第一のそして最も重要な責任は、この船舶に関係する問題の解決策を確実に見いだし、これらの海域で他の英国籍船舶の安全な運航を確保することだ」と語った。

ハント英外相は声明で、英国が今週さらなる措置を講じる予定だと表明したが、詳細は明らかにしなかった。英日曜紙サンデー・テレグラフは、イランの資産凍結を含む外交・経済措置が検討されており、欧州連合(EU)および国連による制裁をイランに再度科すことを英国が求める可能性もあると報じていた。

ハモンド英財務相は21日のBBCとのインタビューで、「われわれはイランに対し金融を中心とする広範な制裁を既に科しており、直ちに可能な追加措置があるかはっきりしないが、当然あらゆる選択肢を検討している。(拿捕は)違法行為であり、われわれはこの問題を解決するために取り得るあらゆる外交的手段を追求する」と述べた。

原題:U.K.’s May to Lead Emergency Meeting on Persian Gulf Security、U.K. Seeks to Calm Tensions With Iran After Tanker Seizure (2)(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Alex Morales, Alex Longley, Golnar Motevalli

最終更新:7/22(月) 14:00
Bloomberg

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