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ハース、マグヌッセン車に空力アップデート投入。グロージャンは旧仕様を継続使用|F1ドイツGP

7/23(火) 8:17配信

motorsport.com 日本版

 ハースF1チームは、第11戦ドイツGPでケビン・マグヌッセンのマシンに空力アップデートを導入する。一方で、ロマン・グロージャンのマシンはイギリスGPから引き続き開幕当初の空力パッケージを搭載し、比較テストを継続するようだ。

【動画】F1第10戦イギリスGPハイライト

 苦戦が続くハースはその原因を特定するため、イギリスGPでグロージャンが開幕戦オーストラリアGPで使用した空力パッケージを使用し、最新仕様のパッケージとの比較を行っていた。

 しかし、レースペースに苦しんでいる原因を特定するための”実験”は、オープニングラップでグロージャンとマグヌッセンが接触するという、まさかの同士討ちで台無しになってしまった。

 今週末にホッケンハイムで開催されるドイツGPでは、マグヌッセンのマシンに『ダウンフォースと全体的なドライバビリティを改善するよう設計された』アップデートが導入されるようだ。一方グロージャンのマシンはオーストラリアGP仕様のパッケージを引き続き使用するという。

 ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、マグヌッセンのマシンに導入されるアップデートについて、詳細を明かさなかった。

「我々はマシンのいくつかのパーツを変えた」とシュタイナーは語った。

「特定のエリアをターゲットにしたわけではない。マシンを全体的により良く、よりダウンフォースを増やしてドライブしやすくしようとしている。通常、それは速く走るのに役立つ」

「我々はタイヤをより良く機能させようとしているんだ。それが現時点で達成できる最大の改善点だ。タイヤを作業温度領域に入れること……そしてそれは、ダウンフォースと関係がある」

 マグヌッセンはこの新しいパッケージが「より多くの答えとパフォーマンス」をもたらしてくれることを願っている。

 一方のグロージャンは、第5戦スペインGPで導入されたアップグレードパッケージについて、当初から感触が良くなかったのだという。

「僕たちがバルセロナにアップグレードを持ち込んだ時、僕は金曜日の夜に元に戻すことを望んでいた」とグロージャンは話した。

「僕にとっては、リヤエンドの感触がそれほど良くなかったんだ。特に中高速コーナーはね」

「それ以来、同じようなコーナーでの感触が良くならなかった。メルボルンのパッケージに戻してみると、そういったところでの感触がとても良くなったんだ」

「それは、何かが想定どおりに機能していなかったということを示している。今は、空力部門の人たちがそれを調べている。でも、そこが僕たちの弱点だったということは分かっている。ダウンフォースは少ないけど、安定性は優れている。でも言うまでもないことだけど、開幕戦のパッケージにも限界はあるんだ」

 イギリスGPは、チームにとって忘れたい週末となった。決勝での同士討ちの上、タイトルスポンサーであるリッチエナジーの契約解除を巡る問題もチームを悩ませた。

 しかし、月曜日に出されたハースのドイツGPプレビューには、これまで通りリッチエナジーの名前が残されていた。

 また同士討ちの影響で、ハースがどちらかのドライバーを変えてドイツGPに臨むのではないかという憶測も流れたが、マグヌッセン、グロージャン共に今週末のレースに参加するようだ。

Scott Mitchell

最終更新:7/23(火) 8:17
motorsport.com 日本版

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