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住宅購入検討者で「一戸建て派」が約7割と過去最高

7/23(火) 10:00配信

MONEYzine

 リクルート住まいカンパニーは、住宅の購入・建築を検討している人を対象に、検討する物件の種別や重視する条件などを調査し、2018年度の調査結果の一部を公開した。

 過去3か月以内に住宅購入検討のための行動を行った人の割合は、全体の9.1%で、過去4年間で最も高い数値となった。購入検討状況を見ると「新規購入」が61.2%。次いで「買い替え」が29.3%で、「買い替え」は前年より6ポイント増加している。

 検討種別で最多となったのは「注文住宅」65.8%で、2014年から上昇し続けている。また、複数種別の平行検討が増えており、特に「中古マンション」と「新築分譲マンション」の並行検討率が高くなっている。中古メインの新築並行検討率は51.1%、新築メインの中古並行検討率は44.1%。

 また、「一戸建て派」は69.3%と調査開始以来最高となった一方で、「マンション派」は2014年以来減少が続き、21.4%で過去最低となった。エリア別でみると「一戸建て派」は東海で多く、「マンション派」は福岡が多くなっている。

 一戸建てメイン検討者は「駅からの距離」よりも「耐震性能」「エコ性能(断熱性・気密性)」を重視。一方、マンションメイン検討者は、すべての比較項目において一戸建てメイン検討者より「駅からの距離」の優先度が高くなっている。

 男性は女性に比べて「駅からの距離」を優先する傾向が強く、中でも「耐震性能」を優先する割合は女性が男性より17ポイントも高くなっている。また、親との同居以降は昨年から4.6ポイント減少。親との同居以降は男性(夫)が13.0%、女性(妻)で9.7%となっている。

 「DIY」の認知度は98.3%で4年連続で上昇し、過去最高値となった。関心度も60%超をキープしている。ライフステージではシングル男性、年代別では30代においてDIYの関心度が高くなっている。

 住宅購入に関する税制・優遇措置についての理解状況を見ると、「住宅ローン控除の概要」(住宅ローンを利用して住宅を購入した場合に、住宅ローン残高の1%(10年間で最大400万円)を所得税から控除)の内容認知率は64.3%、関心度は45.8%で最も高くなっている。これに、「住宅ローン控除×中古OK」(中古住宅でも基準を満たせば適用可)、「長期優良住宅認定」(耐震、省エネなどに優れた住宅と認定されると、住宅ローン減税(最大500万円)や各種税金の控除がある)が続いている。

 住宅購入に関する金利・補助金についての理解状況では、「[フラット35]S」(一定の基準を満たした住宅は金利優遇。当初5年間または10年間金利を0.3%引き下げ(2017年10月1日から0.25%引き下げ))の内容認知率が66.1%、関心度は42.5%で最も高く、「移住者の特典」(移住した先で住宅を購入、建築、リフォームした場合に数十万円から100万円超の補助金が得られる自治体がある)、「若者向け補助金」(若者(40歳未満)が中古住宅を購入し、良質な住宅への改修をした場合に最大65万円の補助金が得られる)が続いている。

 そのほか、「安心R住宅」の内容認知率は32.9%、「インスペクション(建物状況調査)」は34.7%、「リバースモーゲージ」は41.8%となっている。

【調査概要】
調査目的:住宅の購入・建築、リフォーム検討意向者の意識と行動を把握する
調査対象:下記条件を満たすマクロミルモニタの20歳~69歳の男女
・首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)、東海(愛知県、岐阜県、三重県)、
関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)、札幌市、仙台市、広島市、福岡市に在住
・住宅の購入・建築、リフォームのタイミングだと感じている(持ち家意向がない、もしくは未定の方は除外)
・過去3カ月以内に住宅の購入・建築、リフォームについて「具体的に物件を検索した。もしくは建築・リフォーム会社の情報収集をした、している」「資料請求をした」「モデルルームや住宅展示場、モデルハウスを見学した」「不動産会社、建築、リフォーム会社を訪問した」のいずれかの行動をしており、検討に関与している(※契約者は除く)
※グラフに記載された「検討種別」「ライフコース別」の定義は下記の通り

調査方法:マクロミル社の調査モニターを用いたインターネットによるアンケート調査
2018年
・スクリーニング調査 2018年11月2日(金)~11月13日(火) 有効回答数:58,866
・本調査 2018年11月5日(月)~11月13日(火) 有効回答数:1,307
※2017年~2012年は省略
調査実施機関:株式会社マクロミル

最終更新:7/23(火) 10:00
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