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【MotoGP】安定感を増すマルク・マルケス、進化のカギは“集中力”?

7/23(火) 18:05配信

motorsport.com 日本版

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、昨シーズン23回の転倒を喫し、全MotoGPライダーのうち最も転倒を重ねたライダーとなった。その更に前年、2017年もマルケスは27回の転倒を喫するなど、転倒の多いシーズンが続いていた。

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 しかし、2019年シーズンを9戦消化した段階で、マルケスは転倒は6回のみと順調に進んでおり、レースでの転倒もアメリカズGPをリードしていた際の1回のみだ。

 LCRホンダのカル・クラッチローは、2019年型のホンダのマシンが旧型よりも操縦が難しくなっていると主張しているにもかかわらず、マルケスはよりパワフルになったエンジンと異なった特性が、転倒を避けるのに役立っていると語っている。

「今年のシャシーについては、恐らくいくつかの点では失っているものがあるようけど、良くなっているところもある。そして、そこが僕にとって重要で、そこから恩恵を得ているんだ」

「それから、(今年は)よりパワフルなエンジンも手にしている。パワーがあることでブレーキングの部分で少しだけど安心することができるんだ」

 また、マルケスは“集中”することが、クラッシュを減らす助けになっているとも語っている。

 彼は6月のカタルニアGP後に行われたバルセロナテストでの転倒を引き合いに出しつつ、完全に集中していない時に何が起こるのかを説明した。

「バイクに乗って集中力を高く保っていられるなら、多くのクラッシュから助かることができる。今年はクラッシュが少ない……多くのクラッシュからセーブしているのはそういったワケだよ。高度に集中する必要があるんだ」

「例えば、モントメロ(カタルニア)のテストだ。僕は100%集中していなくて、フロントを失ってクラッシュを喫してしまった。ひとえに十分に集中していなかったからだ。これがホンダ(のマシン)の乗り方だ。限界を探り出すことで最速で乗ることができるんだ」

 今シーズン、転倒したアメリカズGPを除けばマルケスは毎レースを優勝か2位で終えている。こうした結果が、ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に対して58ポイントという巨大なリードにつながっている。

 マルケスは今シーズンはより集中できている理由について、「経験やチームの雰囲気、その全てが助けになっている」と説明した。

「去年やおととしの僕が集中していなかったという意味じゃない。だけどより経験を積んで、全てのプラクティスで100%の走行をする必要は無いことを理解したんだ。それが(今シーズンは)かなり役に立っている」

Jamie Klein

最終更新:7/23(火) 18:05
motorsport.com 日本版

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