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続くAMD製CPU人気 しかし上位モデルは枯渇気味

7/23(火) 5:35配信

ITmedia PC USER

 先週のマザーボード売り場で話題になっていたのは、ASRockから登場した「X570M Pro4」だ。第3世代Ryzenに対応する、AMD X570チップセットを搭載した初のmicroATXサイズとなるモデルで、価格は2万7000円弱(税込み、以下同)となる。同時にATXサイズの「X570 Pro4」も2万3000円弱で出回っている。

【写真】深夜販売が行われるGeForce RTX 2080 SUPER

Ryzen 7 3700X箱つぶれ並行輸入品も店頭に――第3世代Ryzenの今

 入荷したドスパラ秋葉原本店は「Mini-ITXは既にギガバイトから『X570 I AORUS PRO WIFI』が登場していますが、拡張性とコンパクトさのバランスが取れたmicroATXで組みたいという人も少なくありません。選択肢が増えたことは朗報ですね」と喜んでいた。

 しかし一方で、第3世代Ryzenマシンを組むのに向かい風が吹いているのも確かだ。DDR4メモリの品薄傾向が強まり、一部のモデルでは既に値上がりが見られるのは既報の通り。

 CPUも、人気の中心となっているRyzen 7 3700X以上のモデルについて品薄傾向が続いている。遅れて登場したRyzen 7 3800Xの在庫はいくつかのショップで在庫が確認できたが、現行最上位のRyzen 9 3900Xは枯渇に近い状況だ。

 Ryzen 7 3700Xも多くのショップが売り切れとしており、TSUKUMO eX.のように独自に並行輸入品を仕入れて急場をしのぐ例もみられる。箱つぶれが見られるワケあり品となるが、価格は通常のリテール品と変わらない。保証期間は国内正規版より1年短い2年となる。それでも売れている。

 同店は「CPUの生産自体は順調らしいんですが、世界中で引き合いがあってどれだけ仕入れられるか見えてこない状況です。それに加えてメモリの問題があるのが心配ですね」とこぼしていた。

順調なRTX 2070 SUPER、上位版RTX 2080 SUPERの深夜販売決定

 もう1つ、品薄傾向が目立っているのが先々週に登場したGeForce RTX 2070搭載のグラフィックスカードだ。多くのショップの価格表で売り切れ札が目立っており、「型番指定で買い物するのは厳しめの状況」(パソコンSHOPアーク)といわれている。

 とはいえ、第3世代Ryzenと比べると深刻に捉える声はずいぶん少ない印象だ。あるショップは「確かに予想以上に順調に売れていますが、元々入荷を控えめにしていただけなので、仕入れを調整すれば普通に安定するでしょう。『予想よりもちょっと売れているな』というズレが他店も皆同じだったということなのかなと思います」と軽い感じで話していた。

 そのちょっとした追い風を強めそうなのが、上位版GPUの「GeForce RTX 2080 SUPER」だ。7月23日22時に販売開始がアナウンスされており、ドスパラ秋葉原本店は当日販売を告知している。同店は「RTX 2070/2060 SUPER登場時から待っている人がいるGPUなので、下位よりも盛り上がるのではないかと思います」という。

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最終更新:7/23(火) 5:35
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