ここから本文です

原油供給確保に迅速に対応、ホルムズ海峡を緊密に注視=IEA

7/23(火) 2:16配信

ロイター

[パリ 22日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は22日、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡で発生した事態を緊密に注視しており、世界的な原油市場への十分な供給の確保に必要なら迅速な行動を起こすとした。

イランは19日、ホルムズ海峡で英船籍の石油タンカーを拿捕(だほ)した。これを受け22日の取引で原油価格は上昇している。

IEAは声明で、ホルムズ海峡の自由な原油輸送は世界経済に必要不可欠と指摘。「IEAは世界市場の十分な供給を確保するために、供給阻害が発生した際は迅速、かつ断固として行動を起こす用意がある」とし、IEAのビロル事務局長はIEA加盟国のほか、関連国の政府と協議していることを明らかにした。

その上で、「2019年上半期には原油生産は需要を上回っていた。現在は原油市場には潤沢な供給があると消費国は安心してよい」とした。

IEAによると、ホルムズ海峡を通した1日当たりの原油輸送は約2000万バレルと、世界的な供給の約20%に相当。IEAは加盟国の緊急時に備えた原油備蓄は15億5000万バレルとなっているほか、政府の要請で業界に6億5000万バレルの備蓄があることも明らかにし、ホルムズ海峡の航行が長期にわたり阻害されたとしても十分な備蓄があるとの見方を示した。ただ具体的にどの程度の期間かについては明らかにしなかった。

最終更新:7/23(火) 2:16
ロイター

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事