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孤独なホームレス男性の最期を看取った女性警官の愛は無償

7/23(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【もぎたて海外仰天ニュース】

 実は写真の2人、家族ではない。

 米FOXニュース(7月17日付電子版)などによると、女性はジョージア州のグイネット郡保安官事務所のディアナ・ウオーカー・ポーリー巡査、男性は「ボブ」というホームレスの男性だ。

 ポーリー巡査は2年ほど前、勤務中にボブさんを見つけた。ボブさんは孤児で、子供の頃から人生の大半を孤独なホームレスとして過ごした。また最近、脳卒中のため、口がきけなくなってしまった。

 ボブさんには〈とにかく助けが必要だ〉と感じたポーリー巡査は、ボブさんの“ねぐら”に行ってみて、そのあまりに劣悪な生活環境に衝撃を受けたという。

 そして安定して食料が手に入るように手配したり、基本的な生活のスキルを教えるなどして、ボブさんの生活を支援した。

 今年5月、ボブさんは病気が悪化し、入院。ポーリー巡査はボブさんの治療のために委任状を取得した。具体的な病名は明らかにされていない。

 7月15日、ボブさんはホスピスで終末期ケアを受けることになった。写真はその時のひとコマだ。

 グイネット郡保安官事務所が属するジョージア州法執行機関はこの日、フェイスブックにこの写真と、2人の関係を説明した記事を投稿。

 投稿によると、ポーリー巡査は、ボブさんの手を握り「愛してるわよ」と言い続けたそうで、「巡査は、この不幸な男性にこうした言葉を告げた初めての人かもしれない」と指摘している。

 ポーリー巡査の献身的な行動には全米から称賛の声が寄せられ、投稿は急拡散。5万近い「いいね!」が押され、8000以上のコメントが殺到した。

 そして2日後の17日、ボブさんは亡くなった。

 ジョージア州法執行機関はフェイスブックでボブさんの死去を報じ、次のように書いた。

「人生の最後は常に悲しいものですが、ポーリー巡査がボブさんを愛し、思いやったことを考えると、私たちの顔にほほ笑みが浮かびます。ボブさんは今、素晴らしい場所にいるでしょう!」

最終更新:7/23(火) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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