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静岡県西部大雨、各地に爪痕 浸水や冠水 磐田で橋崩落

7/23(火) 12:36配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 22日夜に静岡県西部を中心に降った大雨は家屋の浸水や落橋などの被害を出し、各地に爪痕を残した。鉄道や道路の交通網も大きく乱れた。静岡地方気象台によると、大雨は23日朝までにおおむね収まったものの、県内は同日夕から深夜にかけて再び大気の状態が不安定になり、雷を伴い激しい雨が降る恐れがある。気象台は土砂災害などに警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、降り始めから23日朝までの総雨量は浜松市天竜158・5ミリ、掛川市117ミリ、菊川市107・5ミリ、森町104・5ミリ。浜松市南部や磐田市などで一時、記録的短時間大雨情報が発表され、各所で道路が冠水した。

 県や県警によると、袋井市で床上浸水が2件、床下浸水が11件確認された。床上浸水した同市高尾の女性(63)は「家の前の用水路があふれ、あっという間に畳まで水に漬かってしまった」と振り返った。

 磐田市では太田川に架かる和口橋の一部が損壊しているのが見つかった。市によると、長さ120メートルの鋼製の橋のうち、中央部の約15メートルが落下し、通行できない状態。日ごろから通勤通学の利用が多く、近くの県道に迂回(うかい)を促しているという。

 交通網ではJR東海道線が線路設備の復旧作業のため23日午前も一部区間で運休や遅れが生じた。磐田市や袋井市、島田市などの県道で冠水により通行止めなどの規制が行われた。



 ■掛川で工場火災 落雷が原因か

 22日午後10時25分ごろ、掛川市沖之須の織物工場で出火し、木造一部鉄骨造平屋建ての織物工場の天井を一部焼いた。けが人はいなかった。市消防本部などは落雷による火災の可能性が高いとみて調べている。当時現場付近では激しい雷雨があり、落雷も相次いでいたという。



 ■土砂崩れ影響 大鉄全線運休

 大井川鉄道は22日夜に発生した神尾-福用間の土砂崩れを受け、23日は本線全線を運休してバスによる代行運転を行っている。電気機関車(EL)急行は運休を決めた。土砂の撤去が進み次第、一部区間で運転を再開する方針。

静岡新聞社

最終更新:7/23(火) 12:36
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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