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日本人3人目"新9秒台ランナー"小池祐貴が凱旋帰国!

7/23(火) 18:33配信

東スポWeb

 陸上のダイヤモンドリーグ第10戦(英国・ロンドン)の男子100メートル決勝で9秒98(4位)をマークした小池祐貴(24=住友電工)が23日、羽田空港に帰国した。

 2017年に日本人で初めて「10秒」の壁を破った桐生祥秀(23=日本生命)、今年6月の全米大学選手権で9秒97の日本新記録を樹立したサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)に続き、日本人3人目の9秒台ランナーとなった小池。いつも以上に大勢の報道陣に囲まれると「みんな9秒台、好きだなぁ」と笑った。

 好タイムの秘策はメンタルコントロールにあった。「(9秒台を)意識することで(10秒を)切れていない選手を外からずっと見ていた」という小池はタイムへのこだわりを意図的に封印。「目標はそもそもファイナル(決勝)で戦うこと」と改めて気持ちの向け方を変え、タイムよりも順位に重きを置いた。

 今年の冬季練習が終わったころ「いよいよ自分も(9秒台が)出るかもしれない」と予感したというが「タイムにこだわったらダメだ」と何度も邪念を振り払った。

「ふとしたときに一瞬、意識しちゃう。でもそれを口に出さないように。だからボクのインタビューは面白くなかったと思うんですけど」とニヤリ。

 結果的に9秒台を出し、その直後はタイムより先に順位が目に入り「4位かぁ」が最初の感想。「世界で戦うならこういうメンタルじゃないとダメ」と確信したという。

 伸びシロも青天井だ。本職はあくまで200メートルと主張する小池は「200で世界を狙うために、100で最低限ファイナルに残らないといけない。そう取り組んでいるうちに楽しくなって。まあ趣味というか(笑い)」。今回の快挙は大きな野望への通過点にすぎない。

 新9秒台男の出現で、がぜん注目されるのが男子400メートルリレーだ。今大会は多田修平(23=住友電工)、小池、桐生、白石黄良々(23=セレスポ)で臨み、日本歴代3位の37秒78をマークして2位。東京五輪ではこのメンバーにサニブラウンが食い込んで"9秒台トリオ"が揃う可能性も高い。

 小池について「負けていられない」と語った桐生も、リレーに関しては「日本の誰がメンバーになってもバトンパスはしっかりできる」と自信満々。男子短距離界は今、明るい材料だらけだ。

最終更新:7/23(火) 18:42
東スポWeb

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