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桃田賢斗“逃げない予告”貫徹で初戦辛勝「会見で言ってしまったので」

7/23(火) 17:09配信

デイリースポーツ

 「バドミントン・ジャパン・オープン」(23日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 男子シングルス1回戦が行われ、前回王者で世界ランク1位の桃田賢斗(24)=NTT東日本=は同26位のデンマーク選手を2-0(21-17、22-20)で下し、2回戦に進出した。

 一度吐いた唾は飲めない。前週のインドネシア・オープンでまさかの2回戦敗退を喫していた桃田は、今大会を前に22日の会見で「競った場面で弱気になっていた。相手のコートに強い気持ちで打ち返せていない場面があった」と敗因を述懐。「今回もそういう場面があると思うが、自分から逃げず強い気持ちでプレーしたい」と宣言していた。

 すると“そういう場面”は早々に訪れた。終盤までもつれた第1ゲームをもぎ取った後、第2ゲームも17-17の接戦に。「またこういう展開が来たかと。昨日会見で『弱気になってしまう自分から逃げない』と言ってしまったので、しっかり相手のコートに押していこうと」。

 体力と気力が限界に近づいた中での駆け引きで弱気になってしまうと、相手の土俵に乗ってしまう。桃田はここでペースを上げて思い切ってジャンピングスマッシュを決めると、ジュースに入った後も積極的に攻め立てて粘る相手を振り切った。快勝とはいかなかったものの、大会の顔としての面目を保ち、「スピードを上げたところは主導権を握れた」とうなずいた。

 日本で唯一行われるワールドツアーである今大会は連覇が懸かるだけでなく、来年の東京五輪と同じ会場で開催されるテスト大会も兼ねており、1年後の勝機を占う意味合いも持つ。

 いつも以上に積極性をテーマに掲げる桃田は「(普段の)アウェーとは違い、キツくなったところでも皆さんの応援で一押ししてもらえる。出し切る、前半から飛ばしていくこと(が大事)。昨年もそうだったが、今年もそういうプレーをしていきたい。(五輪まで)これから1年、1球1球、貪欲にプレーしたい」と言葉に力を込めた。

最終更新:7/23(火) 18:37
デイリースポーツ

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