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米女子サッカーのラピノー選手が男女の賃金格差を訴え話題に......スポーツに「男女平等」はあるか

2019/7/23(火) 9:56配信

みんなの2020

スポーツにおける男女平等という課題は、先人たちの絶え間ない努力によって変化してきた。最近では、女子ワールドカップサッカー大会2019で4回目の優勝を果たしたアメリカ代表の、ミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)共同主将が男女平等の賃金を訴えた迫力のあるスピーチが話題となった。
一方で、女性スポーツの新たな課題も出てきている。女性として命を授けられ、五輪2連覇をしたキャスター・セメンヤ(Caster Semenya)選手は先天的に男性ホルモン値が高いことで出場を禁止された過去を持つ。東京2020大会を1年前に控えた今、スポーツにおける男女平等を考えたい。

男女平等の賃金を訴え話題となった米女子サッカー選手、ラピノーのスピーチ

ラピノーは、米女子プロバスケリーグ(WNBA)のスタープレーヤーであるスー・バード(Sue Bird)をパートナーに持ち、自らもLGBTQのアスリート当事者としてLGBTQに対する偏見に対して戦っているアスリートでもある。優勝パレードでは、「Equal Pay」すなわち、プロアスリートとしての男女平等の賃金の受け取りの主張をして話題となった。

「私たちはもっと(世の中を)良くできる。もっと愛し合い、憎しみ合うのを止めましょう。(自ら話ばかりしているのでは無く)もっと人に耳を傾けましょう。これはみんなの責任だと認識しなければなりません。

ここにいる人たち、いない人たち、いたくない人たち、賛同する人たち、反対する人たち ―世界をより良い場所にするのは、私たちの責任です。 この(アメリカ)チームはそれを背負い、自分たちの立場と発言力を素晴らしく理解していると思います。

そう、私たちはスポーツをする。そう、私たちはサッカーをする。そう、私たちは女子アスリート。でも、私たちはそれ以上でもあります。みなさんも、それ以上の人たちです。
みなさんは、ただのファンではない。みなさんは、ただのスポーツを支持している人ではない。みなさんは、ただの4年に一回テレビで観る人ではない。

みなさんは、この道を毎日歩いている。共に生きる人たちと毎日ふれ合っている。周りの人たちのためにできることは、何だろうか? ―家族のため、親しい人たちのためにできること。親しい10人のため。親しい20人のため。親しい100人のため。この責任が一人一人にあるのです。この数年でたくさんの論争がありました。私もその被害にあいました。協会との対立では、時にその原因でもありました。謝りたいこともあります。謝らないこともありますが。

今は結束する時です。この会話こそが、次のステップなのです。協力をしなければなりません。みなさんが必要です。」

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最終更新:2019/7/23(火) 13:22
みんなの2020

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