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国内専門メーカーのこだわり満載! 「1000円未満の万年筆」の完成度に驚愕する

7/23(火) 18:48配信

DANRO

スマホの普及で爆発的に増えたのは、意外にも「文字によるコミュニケーション」ではなかったか。絵文字や動画が注目されがちだが、自分で文章を書き、他人が書いた文章を読む分量は、ひと昔前よりもはるかに増えた。

【画像】1000円未満の万年筆を書き比べてみた

そんなコミュニケーションの変化で消え失せたのは、同じ文字でも「手書き文字」である。いまや自分用のメモですら、会議中にパソコンで打つのが当たり前になっている。デスクや鞄に筆記用具が1本もない人も珍しくないだろう。(千本浜フック)

セーラー、プラチナ、パイロットを比較

ただ、ほとんど使われなくなったからこそ、手書き文字の「効果」はこれまでになく上がっているのかもしれない。そんなことを考えながらネットを検索していたら、「5000円以下の万年筆」が売れ筋になっているという記事があった。

万年筆といえば、だいたい3万円から5万円はするものというイメージがある。時代は変わるものだ。しかし、それで驚くのは早すぎた。通販サイトを検索すると、なんと実売で「1000円未満の万年筆」がゾロゾロ出てくるではないか。

それも大手有名メーカーによるものである。半信半疑で目についたものを3本ばかり注文してみることにした。セーラー万年筆の「ハイエースネオ クリア」683円、プラチナ萬年筆「プレジール」723円、パイロットコーポレーション「カクノ」970円である。

手帳に向く「ハイエース ネオ クリア」

値段が一番安かったのは、セーラー万年筆の「ハイエース ネオ クリア」だ。軸が細く、ボールペンのような殺風景なたたずまいだが、キャップを外して後ろにつけると、きちんと万年筆になる。持ったときのバランスもいい。

細字は手帳やノートに小さな文字を書き込むのにちょうどいい。葉書に文字をたくさん詰め込みたいときにも向いている。今回購入した3本の中でもっともペン先がカリカリしていたが、あの感触が好きな方にはおすすめだ。

なお、久しぶりに書いてみて思い出したのだが、万年筆は筆のように軸を立て気味にして力を入れずに書くものだ。軸を寝かしたり強めに押したりすると、うまく書けない。そんなことを意識しながら道具を使いこなすのは、新鮮な感覚だ。

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最終更新:7/23(火) 18:48
DANRO

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