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甲子園のスターが多く入団した日本ハム 吉田輝、万波ら注目ルーキーの通信簿

7/23(火) 12:14配信

Full-Count

ドラフト1位の吉田輝は広島相手に5回1失点でプロ初勝利を挙げる

 2018年10月25日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、北海道日本ハムは支配下選手7人、育成選手1人の計8選手を指名した。ファイターズの今年のドラフトは、高校野球ファンからの注目度が高く、甲子園でも活躍を見せた選手たちを次々と指名したことでも話題となったが、そんな期待のホープたちはここまでどのようなルーキーイヤーを送っているのだろうか。

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 今回は、昨年のドラフトで入団した選手たちが、今季記録している1軍と2軍での成績をそれぞれ紹介。未来のファイターズを担う若き逸材たちが、プロ1年目に見せている歩みを振り返っていきたい。

○吉田輝星投手(ドラフト1位)
1軍成績:2試合 1勝1敗 8回 6奪三振 防御率6.75
2軍成績:10試合 0勝4敗 29回 25奪三振 防御率4.66

 大きな期待と共にプロ入りしたゴールデンルーキーは、その右腕で球史に新たな1ページを刻んでみせた。高卒ルーキーながら2軍では8試合に登板した時点で防御率2.35と好投し、早期の1軍入りも見えてくる状況に。昇格への“最終テスト”となった6月4日の巨人戦では3回6失点と打ち込まれたが、首脳陣からの期待は変わらず。6月12日の広島戦で、ついにプロ初登板のマウンドを踏んだ。

 甲子園での快投によって日本中の注目を集めたヒーローは、1軍の舞台でも堂々とした投球を展開。セ・リーグ3連覇中の広島打線を相手に5回1失点の快投を見せ、21世紀生まれの選手として、初めてNPBで勝利を挙げた投手となった。だが、プロ2戦目となった6月23日の中日戦では3回5失点とプロの洗礼を浴び、翌日に一軍登録を抹消されている。新たな壁に直面した若き右腕は、2軍での研鑽を経てさらに大きくなった姿を見せてくれるか。

○野村佑希選手(ドラフト2位)
1軍成績:出場なし
2軍成績:60試合 3本塁打 25打点 45安打 1盗塁 打率.208

 2017年夏の甲子園で2年生ながら花咲徳栄高校の4番を張り、全国制覇に大きく貢献した野村選手。プロでも二軍では1年目から3番や5番を任されるケースが少なくはなく、球団からの大きな期待がうかがえるところだ。とはいえ、成績面では打率.200前後といきなり大活躍とはいかず、現在はプロの球と木製バットに適応している最中といったところかもしれない。

 それでも、チームトップタイの25打点を記録してクリーンアップに必要な勝負強さを示しているあたりが大器たるゆえんか。すでに3本塁打を放って長打力の片鱗も見せており、今後さらに適応が進んでからどのような成績を残してくれるのかは見ものだ。両親が日本人ながら自身は米国生まれで、ミドルネームの「ジェームス」という愛称でも知られる野村選手。将来の主砲候補として、これからさらに多くのアーチをかけていくことができるか。

○生田目翼投手(ドラフト3位)
1軍成績:1試合 0勝0敗 2回 1奪三振 防御率18.00
2軍成績:11試合 2勝2敗 36回 24奪三振 防御率3.50

 高校生の指名が目立った中で、唯一の社会人からの入団となった生田目投手。当然ながら求められるのは即戦力としての働きだったが、自主トレ中に右ひじの張りで出遅れてしまう。復帰後は2軍で経験を積み、6月1日のオリックス戦で先発として初めて1軍のマウンドに上がった。だが、2回4失点と打ち込まれてこの大チャンスを活かせず、ほろ苦いデビューとなってしまった。

 それでも、2軍では徐々に状態を上げ、防御率も3点台半ばまで改善。大学、社会人を経てプロ入りした24歳の右腕にとって、その実力を証明するためにもここからが踏ん張りどころ。大学時代から150キロを超える快速球で注目を集めてきた生田目投手は、チーム全体に疲れがたまってくる後半戦に新たな活力をもたらすような存在となれるだろうか。

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最終更新:7/23(火) 16:10
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