ここから本文です

Amazonの偽レビューがうざすぎて、「レビュー判定アプリ」を作っちゃった話

2019/7/26(金) 17:14配信

BuzzFeed Japan

怒った勢いで、1日で作ってみた

「ある日、いつものように買い物をしようとAmazonでレビューを何時間も眺めていたところ、あまりの時間の無駄さ加減に急に怒りがこみあげてきて『もー怒ったぞ!自動化してやる』と怒りながらレビューの判定ロジックを1日で適当にプログラミングしてみたところ、割といい感じになったんです。

その勢いに任せて改善を1か月ほど重ねました。そんな感じで生まれたのがアプリの『レビュー探偵』です。

実際は、しばらく自分だけで使うつもりで作って、とりあえずリリースしてみたという状況だったのですが、予想以上に早く周りの反応があって驚いています」

アプリで一気に解決するのは「不可能」

海外では既にReviewMetaやFakespotなど、偽レビューを判定するサービスがあり、日本版Amazonに対応する同様のサービスを望む声があった(現在、日本版Amazonに対応するブラウザ上のアプリは存在する)。

スマホでかんたんにレビューをチェックできる「レビュー探偵」は、すぐに日本のAmazonユーザーに歓迎された。

しかし、米国Amazonの偽レビュー問題がこれらのサービスの存在で解決できていないように、日本の状況も楽観視できるわけではない。スタジオゴロリンさんは、次のように考えている。

「Amazonの対応は後手にまわっている感があるので、いったんどこかで売上やユーザー数の減少など、数字で顕著に現れたり、TVで連日取り上げられるくらいの騒ぎになったりするまで状況は変わらないような気がしています。

私の意見ですが、不正の類を一気に排除するのは、不可能です。

唯一の解決策は『不正作業にかかる手間に対して、利益が割にあわない状態を作ること』だと思っています」

Amazon出店者からの応援・情報提供も

「レビュー探偵」のレビュー判定ロジックは公開されていないが、数十のチェック項目があるという。

アプリの配信後はAmazonの出店業者や団体などから応援の声が寄せられた。ネット上ではあまり書かれていない不正の詳細なロジックについてなど、情報提供もあったという。

「実際の声を聴いて、ユーザーだけでなく真面目に運営している業者さんにとっても本当に本当に深刻な状況であることがわかりました。

判定ロジックの仕組みはこれからも一番力をいれていきたいです」

「レビュー探偵」に対し、早くもiOS版やWeb版のリリースを希望する声があがっている。どちらも対応を予定しているが、iOSのリリースを先行させる予定だ。

取材の最後にスタジオゴロリンさんは「Amazonに対する批判的な意見が多くなってしまったかもしれませんが、基本的に大好きですし、これからもずっと使うつもりで愛をもってお話しています」と強調した。

もちろん、レビューを買収するセラーの商品が必ずしも粗悪なわけではない。しかし、商品を選びの大きな障害となっているのは確かだ。

2/2ページ

最終更新:2019/7/26(金) 17:14
BuzzFeed Japan

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事