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“伝説のマネージャー“が語る「吉本所属」のメリットに異論も…タレント・事務所・テレビ局の”トライアングル”に課題?

7/26(金) 16:32配信

AbemaTIMES

 ライターの松谷創一郎氏は「芸能プロダクションにもよって異なるが、吉本の場合は完全歩合制だが、例えばAKSでは、ライブ配信を切り忘れたHKTメンバーの“1万6000円稼いだ““これが10回やれば給料1か月分に達しちゃうね“というような会話が聴こえてしまったことがあった。まだそれほど売れていないメンバーの発言だったので、逆に言えば、AKSは最低限の給料は出しているということが推測される」とコメント。さらに「芸歴は長いが、芽が出ていないために劇場に呼ばれなくなったという芸人もいる。そういう人たちに吉本を離れる権利を与えるべきだと思うし、ロジックとしては離れられ。ただ、この業界では他の事務所に移ると仕事を当分してはいけないなど、暗黙のルールがある」と指摘した。

■佐々木俊尚氏「”クローズなトライアングル”がリフレッシュされないまま」

 また、大谷氏は「芸人個人の力量は同じレベルだったとしても、マネージャーの手腕など、プラスアルファの部分のあるほうがチャンスにもつながる」と、大手芸能プロダクションに所属することのメリットを強調する。

 「毎日誰かがテレビ局に行ってるし、そこで“あの枠空きそうやで“、と編成の情報を掴んでくることができる。そして『ダウンタウンDX』などのような冠番組を作るためには、スポンサーも付けられなければダメだ。『M-1グランプリ』も、私たちがスポンサーを見つけてきた、吉本に持って行って、テレビ局と話して作った。また、芸人の稼働は、テレビよりも劇場や余興などの方が多い。例えば巡業だったら、吉本にいるからこそ何組か出る中に全く売れてない芸人をマネージャーが突っ込んで前説させることもできる。所属芸人が1人、2人の事務所では、それはなかなか難しい」。

 その上で、「吉本は学校。私らの頃は芸人になると言ったら親に勘当されるくらいの勢いがあったけど、今は親に仕送りをもらっている人もいるし、めっちゃ金を持ってる人もいる。あるいは奥さんが看護師さんだったり、学校の先生だったりという人もいるので、全員が食べていけないと一括りにすることはできない。辞めることは自由だけど、そもそも売れていない人を引き取る事務所はないし、何より、売れてないけども吉本にいることが好きな人もいる。この世界って、みんな夢を見て来ているので、マネージャーの一番辛い仕事は何年やっても芽が出ない人に“芸人やめた方がいいよ“と言うこと」とした。

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最終更新:7/26(金) 17:35
AbemaTIMES

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