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「金の卵」で終わるわけにはいかない高橋大樹、中村奨成の高卒ドラ1コンビ

7/29(月) 21:34配信

高校野球ドットコム

 7月26日に行われたヤクルト対広島(神宮球場)の一戦でドラフト1位ルーキーの小園 海斗(広島)が、プロ初本塁打を含む4安打と大暴れした。

 三塁打が出ればあわやサイクルという活躍に緒方孝市監督も「びっくりさせられることばかり」とコメント。予想以上の成長を見せていることがうかがいしれる。

 球団の歴史を振り返ると小園と同じ背番号「51」の先輩である、鈴木 誠也や前田智徳といった高卒入団組も1年目には本塁打を記録していない。この事実からも小園の凄さがよくわかるだろう。

高橋大樹がブレイク間近

 高校生と大学生・社会人の分離ドラフトではなくなった2008年以降、広島は高卒野手をドラフト1位で獲得したのは小園で3人目。その他の2人は、2012年の高橋 大樹(龍谷大平安高校)、2017年の中村 奨成(広陵高校)である。

 昨シーズンまでに両選手とも一軍での実績はない。しかし、高橋大は今シーズン開花しつつある。ここまで27試合に出場し、打率.279(43打数12安打)、1本塁打、3打点とまずまずの成績を残している。小園が4安打を記録した試合では代打で登場。小園の活躍に奮い立ったのか、適時三塁打を放ちアピールしてみせた。

 今年は高橋大が高卒ドラフト1位で入団してから7年目のシーズンとなる。ドラフト1位の金の卵とはいえ、そろそろ結果を出さなければ後がなくなる頃でもある。このまま、結果を残しながら一軍定着、レギュラー奪取を目指したいところだろう。

 一方の中村奨は苦しんでいる。これまでに一軍での出場機会はなく、今春のキャンプでは疲労骨折により離脱。6月18日の二軍戦で復帰したものの、その試合で頭部死球を受け周囲をひやりとさせた。

 幸い大事には至らず、すでに二軍戦で復帰しているが13試合の出場で打率.194(39打数7安打)と低調な成績に終わっている。高校日本代表でチームメートでもあった一学年下の小園の活躍に奮起したいところだ。

 小園が活躍するなか、高橋大と中村奨の高卒ドラフト1位コンビも同じように結果を残すことができるだろうか。「金の卵」のままで終わるわけにはいかない。

 ※数字は2019年7月28日終了時点

(記事・勝田 聡)

最終更新:7/29(月) 21:34
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