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NGT48暴行事件がなぜか“地域性”のせいにされてしまった新潟市に今の思いを聞く 行政とご当地アイドルとの関係とは

7/30(火) 13:22配信

ねとらぼ

 元メンバーがファンから暴行被害を受けたことやその後の対応で波紋を呼んでいるNGT48について、新潟市がねとらぼ編集部の取材に応じ、「行政とアイドルが手を取り合うことのメリット」「NGT48はなぜ新潟市で活動を始めたのか」「第三者委員会の報告内容について」などを語りました。ご当地アイドルと行政の関係について掘り下げます。

【画像で見る:陳謝するAKS幹部】

NGT48とは

 秋元康さんプロデュースにより2015年に誕生したアイドルグループ「NGT48」は、新潟市を拠点に活動するAKB48の姉妹グループ。結成当初から「地域密着・地元貢献」を活動テーマの1つとして掲げ、新潟県内で開かれるイベントや新潟県内の企業とのタイアップを行うなど、精力的に活動してきました。

 AKB48グループの中でも特に「活動地域とのつながり」をアピールしてきたNGT48ですが、その思いを強く感じさせるのがグループの名称とロゴです。他の48グループは「秋葉原」「栄」「難波」など、劇場が所在する場所に由来したグループ名を採用してきたのに対し、NGT48だけは「新潟県」「新潟市」という県名や市名がモチーフとなっています。またグループのロゴには新潟県鳥の「朱鷺(とき)」をイメージしたデザインや白と赤の文字が採用されるなど、これまでの48グループとの差別化を図ってきました。

山口真帆さんの暴行事件

 若者からお年寄りまで県内での高い知名度を誇っていたNGT48ですが、2019年に予期せぬ形で注目を集めてしまいます。2018年12月8日に元メンバーの山口真帆さんが新潟市内の自宅玄関先で、ファンとされる男性2人に顔をつかまれるなどの被害を受けたのです。当初こうした事件は表ざたにはなっていませんでしたが、2019年1月に山口さん本人が告発する形で発覚。男性2人はその後、暴行の疑いで逮捕されたものの、結果的には不起訴となり釈放されていたことや、メンバー内に事件に加担した人物がいる可能性があるといった報道が続き、物議をかもしました。

 その後、暴行被害の騒動を受けて運営会社の「AKS」は第三者委員会を設置。3月22日には新潟市内で会見を開き、調査結果や今後の対応などを説明しましたが、山口さん本人が報告書の内容や運営側の言い分に対して、“リアルタイムTwitter反論”をする場面もあるなど、事態の収束には至りませんでした。

 最終的に山口さんは5月18日をもってグループを卒業。山口さんの考えを支持していたメンバーもそれに続く形で次々に卒業を発表し、ファンに衝撃を与えているほか、これまでNGT48を応援してきた地元の人たちからも残念がる声があがっています。

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最終更新:7/30(火) 13:36
ねとらぼ

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